プチバヤシのアメコミブログ

主に邦訳アメコミの紹介します。

MCUの上手な飛ばし方(初心者用)

この記事はMCU興味あるけど全部見るほどじゃねえなって人向けに作ってます。

どの作品は飛ばしていいとか、これは見といた方が良いとか、こっからなら入りやすそうとか、そういう話をします。

 

MCUの大まかな説明はこっち

アメコミ映画の大まかな紹介(初心者用) - プチバヤシのアメコミブログ

逆にMCUをシッカリと全部見たいって人はこっち

完璧なMCU公開順(初心者用) - プチバヤシのアメコミブログ

を読むと良いと思います。

 

 

 

 

はじめに

まずMCUの大まかな状況を説明します。

MCUは大きくインフィニティ・サーガ(フェーズ1~3)とマルチバース・サーガ(フェーズ4~6)に分かれてます。

二つを区切る作品が『アベンジャーズ/エンドゲーム』ですね。基本的に『エンドゲーム』以前がインフィニティ・サーガ、『エンドゲーム』以降がマルチバース・サーガという理解で良いです。(厳密には『エンドゲーム』の一個後の『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』までがインフィニティ・サーガだけどでかい区切りはやっぱ『エンドゲーム』)

現在はフェーズ5でマルチバース・サーガの中盤ですね。フェーズ6までの計画はある程度発表されてますが、ここから更に続きが作られるのかそれともフェーズ6で完結してまた新しいシリーズを作るのかとかは不明です。

 

MCUを飛ばして見る時の目標としては最近の作品を見ることだと思うので、まずはマルチバース・サーガの作品を見る時の飛ばし方を説明します。

 

マルチバース・サーガ(フェーズ4~6)

 

【1】マルチバース・サーガの概要

マルチバース・サーガの作品同士の繋がりを大まかに図にしました。

 

 

マルチバース・サーガの概要

アベンジャーズ/エンドゲーム』と『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』はインフィニティ・サーガの作品だけど説明しやすいので図に載せてます。

ブラックウィドウ』と『アイ・アム・グルート』は『エンドゲーム』より過去が舞台なので上側に配置してて、それ以外は全部『エンドゲーム』の後の話です。

 

https://x.com/puchiba52/status/1771153568525107551?s=20

一応ツイッターにも上げてるんで見づらい場合はTwitterの画像で見てください。

 

この図で言いたかったことは2つです。

①大体みんな『エンドゲーム』と繋がってる

②一本一本の線だけ見ると最新作まで多くても3作くらいで追いつける

 

①に関して説明します。

何となくわかってると思いますが『エンドゲーム』はインフィニティ・サーガの集大成でそこまでに出たキャラがみんな出ます。

そして、マルチバース・サーガの作品のほとんどは『エンドゲーム』で彼らに起きた様々な変化が話の起点となってるのでマルチバース・サーガの作品を見るためにも『エンドゲーム』は避けて通れません。

『エンドゲーム』までをどう見るかは下のインフィニティ・サーガの項目の時に考えるとして、『エンドゲーム』は現在の作品を見るにも超重要って事だけ分かってください。

 

②に関して

マルチバース・サーガは今のところ20作くらいやってるのですがキャラが増えた結果それぞれのキャラ単体で見ると実はあまり話が進んでないです。

インフィニティ・サーガも20作くらいで終わったのですがその時期は主役キャラが少なかったので例えばアイアンマンならアイアンマン3作+アベンジャーズ4作+他にもいろいろ登場。って感じでアイアンマンを追うだけで10作近く見ることになりましたが、マルチバース・サーガはさっき言った通り1キャラに焦点を当てると3作くらいで最新作に追いつけます

 

では本題、それぞれのキャラの最新に追いつくために最低限何を見るべきかという話をしていきます。

最低限なので、「もしかしたら関係するかも」とか「小ネタが分かって楽しい」程度のやつはガン無視です。また、マルチバースで関わってくるようになったMCU以外のマーベル作品も基本的に無視します。

 

【2】これから公開される最新作たち

(1)『デッドプールウルヴァリン』(2024年7月予定の映画)

こいつはマルチバースのせいで結構難しくて、MCUではないマーベル映画のシリーズの続編でもあります。なので初手例外で申し訳ないですがこいつはMCUじゃないマーベル作品も見た方が良いです。

けど重要なのは結局今までのデッドプールのシリーズ作品である『デッドプール1,2』、そして予告で結構話に関わってきそうなTVAという組織が登場するMCUの『ロキS1,2』だけでしょう。

(2)『アガサ:オールアロング』(2024年9月予定のドラマ)

こちらの主役のアガサは今のところ『ワンダヴィジョンS1』に出ただけなのでこれだけ見ればいいでしょう。

(3)『ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン』(2024年11月予定のアニメ)

元はMCUスパイダーマンの過去編という企画だったけど結局新たな別の世界が舞台という事になりました。

よって予習に必要な作品は無しです。

(4)『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』(2025年2月予定の映画)

ここまで来てやっと王道な作品ですね。インフィニティ・サーガから活躍していたキャラが主役なのでまずは『エンドゲーム』、その後の話の『ファルコン&ウィンター・ソルジャーS1』を観ましょう。

これで全部です。ね、楽でしょう?

(5)『デアデビル:ボーン・アゲイン』(2025年春予定のドラマ)

こっちもちょっと複雑です。MCUデアデビルはインフィニティ・サーガの時期のドラマが大本の作品ですが、この頃のドラマは現在と違って軽視されてたので他の作品とあんま関わってこなかったです。

しかし、マルチバース・サーガになってからそういう作品にも焦点が当たり再度ドラマ化となりました。

というわけで彼が主役のインフィニティ・サーガ時代のドラマ『デアデビルS1,2』→『ディフェンダーズS1』→『デアデビルS3』、そしてマルチバース・サーガになってから関連キャラの出番が多かった『ホークアイS1』、『シーハルクS1』、『エコーS1』が重要になりそうです。

(6)『ブレイド』(2025年5月予定の映画)

MCU版はほぼ初登場なので予習無しで良いです。

(7)『ファンタスティック・フォー』(2025年7月予定の映画)

MCU正史版は初登場なので予習無しで良いです。

(8)『アイアンハート』(2025年9月予定のドラマ)

主役のアイアンハートは今のとこと『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバ』に出ただけなのでこれだけ見ればいいでしょう。

(9)『サンダーボルツ』(2025年11月予定の映画)

結構色んなキャラが登場予定なので大変です。インフィニティ・サーガ以来の登場のキャラも居るのでそこから行くと『アントマン&ワスプ』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』、『ファルコン&ウィンター・ソルジャーS1』、『ブラックウィドウ』、『ホークアイS1』。そしてこれからの作品なので断言はできませんが『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』も重要になりそうです。

 

【3】1個見れば終わるやつ

つまり、作品が作られたけどそれまでの作品との関わりはあんま無いし続編もまだ出てない作品です。

とりあえずMCUがどんなもんか知りたいから最近のやつで1作だけ見てみたいってときに選びましょう。

逆に言うと、現段階では他の作品との関わりは薄いので全体的に見たいけど飛ばせるとこは飛ばしたいって人は飛ばすのが良いでしょう。

 

シャン・チー/テン・リングスの伝説

エターナルズ

ムーンナイトS1

ウェアウルフ・バイ・ナイト

 

【4】それぞれのキャラの最新作までの流れ

つまりは残りのやつで基本的に上の図に書いたや通りですが、図では表せなかったから追加するやつや逆に図では一応繋げたけど最低限で考えると抜いて良いやつは消したりしてます。

気になるキャラの最新の状況に追いつくのに役立ててください。

(1)キャプテン・アメリカ関連

『エンドゲーム』、『ファルコン&ウィンター・ソルジャーS1』

(2)ソー

『エンドゲーム』、『ソー:ラブ&サンダー』

(3)ハルク関連

『エンドゲーム』、『シーハルクS1』

(4)ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー

『エンドゲーム』、(『ソー:ラブ&サンダー』)、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル』、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』

(5)アントマン

『エンドゲーム』、『アントマン&ワスプ:クアントマニア』

(6)スパイダーマン

『エンドゲーム』、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』

(7)ドクター・ストレンジ

『エンドゲーム』、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』

(8)ブラックパンサー

『エンドゲーム』、(『ファルコン&ウィンターソルジャーS1』)、『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』

(9)キャプテン・マーベル関連

『エンドゲーム』、『ワンダヴィジョンS1』、『ミズ・マーベルS1』、『シークレット・インベージョンS1』、『マーベルズ』

(10)ブラックウィドウ関連

『エンドゲーム』、『ブラックウィドウ』、『ホークアイS1』

(11)ホークアイ関連

『エンドゲーム』、『ホークアイS1』

(12)ロキ関連

『エンドゲーム』、『ロキS1,2』

 

 

インフィニティ・サーガ(フェーズ1~3)

 

【1】インフィニティ・サーガの概要

インフィニティ・サーガの作品同士の繋がりを大まかに図にしました。

インフィニティ・サーガの概要

https://x.com/puchiba52/status/1770079403994915256?s=20

こっちは縦長なせいでどうしてもガビガビになっちゃうのできれいな画像はTwitterで見てください。

見ての通りで、マルチバース・サーガに比べて横が狭い代わりに縦に長いです。つまり、キャラの数は比較的少ないけどそれぞれのキャラのストーリーが結構進みます。

さっき言った『デアデビル』のようにインフィニティ・サーガにもドラマ作品があるのですが、さっき言った通りこの時期のドラマはあんま本編に関係してこないので最低限というコンセプトに則って無視します。

そしてインフィニティ・サーガは結局どうやって『エンドゲーム』までたどり着くかという話になると思います。それを頭に入れて読んでってください。

 

【2】『エンドゲーム』だけ見る(全1作)

アベンジャーズ/エンドゲーム』は勿論インフィニティ・サーガの集大成であり、それまでの作品を見た方が面白いです。

そして『エンドゲーム』を初見で味わえるのは人生で一度きり、それなのに何の準備もせずに『エンドゲーム』だけ見るのはファンにとって冒涜的とすら言えるでしょう。

MCUの熱烈なファンほど、自分と同じくそれまでのMCUを全部見たうえで『エンドゲーム』を初めて見た時の感動を味わってほしいという親切心から「全部見ろ」と言ってしまいがちです。

しかし、冒涜的だろうが飛ばせるだけ飛ばすのがこの記事のコンセプトです。全部見たらそりゃ感動するだろうけどそこまでの時間無いよって人のために飛ばし方を書いてます。

 

さて、『エンドゲーム』だけ見るというのは漫画やアニメの最終回だけ見ようとするようなもので無茶に感じるかもしれませんが実は『エンドゲーム』だけ見ても大丈夫な根拠があります。

 

まず、『エンドゲーム』は作品内で全てのキャラに大きな変化が起きるような出来事があります。

見たらわかると思いますが、その出来事の後に「え?こんな風になっちゃうの?」ってキャラもいます。その瞬間はそれまでの作品全部見てる人も、『エンドゲーム』から入った人も完全に同じ状況になります。

そして、話の筋を理解するのに必要な情報は最低限説明してくれます。勿論このキャラはどういうキャラかをいちいち細かく説明してくれるわけじゃないし複雑な設定もありますが、それでも1個の作品としての起承転結はあるし楽しめるようになってます。

それに、なんだかんだで「MCU全然知らんけど流行ってたから『エンドゲーム』だけ見に行って面白かったわ~。そっから続き見てるんよね」って人結構多いです。

それを今からやるってだけなので全然アリだと思います。

 

【3】『インフィニティ・ウォー』と『エンドゲーム』だけ見る(全2作)

これは長々説明する必要もない単純な話で、一応全体としては『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』と『アベンジャーズ/エンドゲーム』で前後編になってるのでそりゃどっちも見た方が分かることは多くなるよねってだけです。

【4】『インフィニティ・ウォー』以降を見る(全4作)

こっちも単純で、『エンドゲーム』から入ってその続きだけ見る人みたいなことを『インフィニティ・ウォー』から開始するだけです。

『エンドゲーム』の前編である『インフィニティ・ウォー』からの方がまとまりが良いし、間の作品も『アントマン&ワスプ』、『キャプテン・マーベル』の2作だけで楽です。そしてその2作が『エンドゲーム』での逆転のカギを握る重要作なので見て損はないです。

順番に書くと

『インフィニティ・ウォー』、『アントマン&ワスプ』、『キャプテン・マーベル』、『エンドゲーム』ですね。

【5】アベンジャーズ系だけ見る(全5作)

結構王道でやった人も多いと思います。

みんな集まってる作品が重要作なのは当たり前なのでそれを優先して、インフィニティ・サーガの全体を何となく把握することができます。

アベンジャーズ2.5的な作品である『キャプテン・アメリカ:シビル・ウォー』も見ておくのがミソです。

順番に書くと

アベンジャーズ』、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』

【6】アイアンマンが出るのを全部見る(全9作)

僕は金ロールートとも呼んでます。

金ローでMCUをやってた頃はアイアンマンとアベンジャーズだけ流すってのをよくやってたし、それを見てMCUに入った人も多いと思います。

インフィニティ・サーガの主人公はアイアンマンで間違いないでしょうしある程度時間が取れるならこれが一番良いと思います。

順番に書くと

『アイアンマン』、『アイアンマン2』、『アベンジャーズ』、『アイアンマン3』、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』、『スパイダーマン:ホームカミング』、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』

【7】スパイダーマンが出るのを全部見る(全4作)

結局一番人気なキャラはスパイダーマンだと思うし、このルートで入った人も多いと思います。つまりはアイアンマンルートの前半を抜いただけですね。

順番に書くと

『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』、『スパイダーマン:ホームカミング』、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』

【8】それ以外のキャラのエンドゲームまでの流れ

残りのキャラの上の図の線の通りのやつです。

特に言うべきやつがあるとするならガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのルートは地球のヒーロー達であるアベンジャーズのことを全然知らない彼らと同じ気持ちで『インフィニティ・ウォー』に突入できるのである意味貴重な体験になると思います。あとガーディアンズは全部の作品が評判良いですね。

それぞれのキャラの『エンドゲーム』までの流れはここに、『エンドゲーム』以降の流れはマルチバース・サーガのところにあるので良い感じに組み合わせてください。

(1)キャプテン・アメリカ

キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』、『アベンジャーズ』、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』

(2)ソー

マイティ・ソー』、『アベンジャーズ』、『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』、『マイティ・ソー バトルロイヤル』、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』

(3)ハルク

インクレディブル・ハルク』、『アベンジャーズ』、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』、『マイティ・ソー バトルロイヤル』、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』

(4)ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』

(5)アントマン

アントマン』、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』、『アントマン&ワスプ』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』

(6)ドクター・ストレンジ

ドクター・ストレンジ』、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』

(7)ブラックパンサー

『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』、『ブラックパンサー』、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』

(8)キャプテン・マーベル

キャプテン・マーベル』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』

 

 

まとめ

 

別に好きな順番で見て良いと思うし、まずどのキャラを重視して作品を見るか決めるためには適当に見ていく勇気も大事だと思います。が、作品同士の繋がりを意識するなら大体こんな感じがオススメですね。

MCUはもう本当に作品が多すぎるので完璧を求めすぎずに自分にあったレベルで肩の力を抜いて楽するのが良いと思います。

楽するために適当にこの記事を有効活用してください。

 

アメコミの買い方

アメコミ映画も流行ってるし、原作のコミックの方も読んでみたいと思ったけどまず買い方が分からねえなって思った人のための記事です。

 

手軽にアメコミに触れるには - プチバヤシのアメコミブログ

こっちの記事で大まかには書いてるのですが、もっと細かい話をしていきます。

 

 

 

まず、アメコミを読むには日本語訳版(邦訳)を読むのと英語版(原書)を読むのと二通りの方法があります。

 

 

 

日本語訳版アメコミ(邦訳)

まず邦訳の説明をします。

 

現在のアメコミ翻訳のメインとしては小学館集英社プロダクション(shopro)ですね。DCもマーベルもやってて既に数百冊あります。

ShoPro Books(小学館集英社プロダクション)|アメコミ(DC・マーベル)他

 

その他の出版社は多くて数十冊くらいで、

サンドマン(DCの作品)を翻訳してるインターブックス

コミック | 出版 | サービス | 翻訳会社インターブックスは多言語に対応

 

DCのアンソロジー作品などを翻訳してるパイ・インターナショナル

本をさがす | PIE International

 

マーベル作品の翻訳をしてるアシェット

マーベル グラフィックノベル・コレクション:ホーム | アシェット・コレクションズ・ジャパン株式会社

 

ゴジラプレデターレッドマンミュータント・タートルズパワーパフガールズ、マイリトルポニー、アドベンチャー・タイムなどを翻訳してるフェーズシックス

PHASE6[フェーズシックス出版]書籍紹介サイト

 

ザ・ボーイズ、ウィッチャー、モンストレス、サンストーンなどを翻訳してるG-NOVELS

G-NOVELS

 

ソニックなどを翻訳してるワイズ・パブリッシング

ワイズ・パブリッシング

 

などがあります。

まあ僕はDCとマーベルがメインなのでもっぱら世話になってるのはshoproとインターブックスとアシェットですね。映画からって人は大体そうなると思います。

 

その中でもshoproの作品には大体翻訳者さんによるその作品に必要な知識や関連作などについて書かれた解説がついてます。

映画などでもわかるようにアメコミは色んな作品同士で話が繋がってるので、読んでるやつが他のどの作品と繋がってるかなどの情報がまとまった解説は初心者でなくともめちゃくちゃ助かります。

なので最初はshoproの作品を選ぶのがいいと思います。

 

同様にDCやマーベルやトランスフォーマーの翻訳を多数していて解説も入れてたヴィレッジブックスという出版社もあったのですが、そちらは出版事業から撤退してしまいました。

そういう会社の作品は絶版、つまり新しく書店で購入することは不可能で古本屋などで探すしかない状況になります。

 

 

さて、まずは普通に書店でも買える紙の書籍の買い方から説明します。

 

邦訳アメコミの紙書籍

①書店

 

大型書店やヴィレッジヴァンガードなどに置いてあることが多いです。

アメコミはサイズが大きいので書店なら漫画コーナーの奥まったとこ、ゲームの攻略本や画集や同じくらい大きな完全版の漫画とかの近くに置いてます。

↓こんな感じ

MARUZENジュンク堂梅田店

 

hontoアプリなどネット上で本屋の在庫を確認できるものがあればそれで調べた方が早いですね。バットマンスパイダーマンで検索して無かったらほぼ確実に置いてないですね。

あと本棚に並んでない本も書店に直接注文すれば出版社から取り寄せてくれる場合もあります。出版社や題名、ISBNなどの情報があれば注文しやすいです。

 

また、少数ですが日本のアメコミ専門店もあり邦訳を置いてるところもあります。

専門店なのでアメコミ詳しい人ばかりですし、分からないことは聞いちゃうのが一番だと思います。

邦訳が置いてあるのは

ヴァースコミックス(東京)、ブリスターコミックス(東京)、コミックスゾーン(大阪)の3つですね。後述する流通限定のshoproの本も置いてたりします。

アメコミ専門店 verse COMICS [ヴァースコミックス]

No.1 アメコミ専門店 ブリスターコミックス : BLISTER_comics

https://twitter.com/ComicsZoneJP?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor

 

②古本屋

こちらも同じく大型店舗の漫画コーナーの奥まったとこに置いてます。

さっき言ったような絶版の本は古本しかないし、掘り出し物がある時もあるのである程度慣れてきたら古本屋は見かけるたびにチェックしておきたいですね。

 

③通販

amazonが有名ですが、ジュンク堂とかも通販やってたりしますね。

さっき説明したアメコミ専門店のうちヴァースコミックスとブリスターコミックスは邦訳の通販もしてます。上の方のリンクからすぐ邦訳の通販のページに行けます。

 

そしてshoproでは流通限定の作品があります。流通限定はほぼ通販限定だけどもアメコミ専門店なら置いてるって意味で大体良いと思います。なのでshoproの作品の内下のリンク先のやつはこっちの通販でも買えます。

ShoPro Books

 

古本屋のネット通販は場所によっては希望の商品が入荷したらメールしてくれる機能などもあるので便利です。

 

 

④買えない時

絶版などで欲しい本が買えない時があるので、その時の僕の動きを教えます。

まずは普通の書店とかで注文もできないのを確認します。

その後amazonなどの通販サイトを探し、入荷連絡を設定できるときは設定します。

その後、通販に出してない掘り出し物を探すために実際の古本屋の店舗に行ったりメルカリやヤフオクで毎日検索したりします。

そして、半分お祈りとして復刊.comで復刊を求めたり、shoproのアンケートの翻訳して欲しい本のとこに書きます。

ShoPro Books 読者アンケート

 

 

邦訳アメコミの電子書籍

こちらは作品によっては出てるやつもある。って感じです。

具体的にはshoproのマーベル作品、shoproのDC作品の一部(順次電子化するという話なのでいずれは全部出るかも)、そしてG-NOVELSの作品です。

電子書籍はhontoのサイトやGoogle books、bookwalker、kindle、LINE漫画などおおよそどこでも買えます。

まあそれぞれの持ってるポイントとかを利用しやすいサイトで良いですが電子書籍は期間限定50%ポイント還元祭りとかをよくやるので、それに合わせて購入するのが一番いいと思います。

 

英語版アメコミ(原書)

あんま説明は要らないですね。元々の方です。

 

ただ、後の説明のためにリーフと単行本の説明をします。

リーフはいわゆる通常連載とかで出てるやつで、1つの作品の1話が1冊で出ます。つまり週刊少年ジャンプみたいに10作ほどの1話がまとまってるのではなく、それらを1話ずつちぎったような薄い冊子です。

こちら、ヴァリアント(様々な)・カバーというものがあって同じ作品の同じ内容のリーフでも表紙の違いがあってそれによって値段が変わったりします。単なる読み物としてだけでなくコレクションとしての価値も見出されてるのでそんな事になってます。単に話が読みたいだけなら高いやつを買わないよう気を付けましょう。

 

そして単行本はそれをまとめたやつですね。単行本も形態によってTPB、ソフトカバー、ハードカバーなど種類があるのですがまとめて単行本と呼びます。

 

あと一応読み方ですが、僕はグーグルレンズで大まかに翻訳しつつ変なところは自分で訳して読んでます。

絵だけまず見てる人や、1台詞ずつ丁寧にパソコンに英語で打ってから翻訳したりしてる人も居ます。まあ自分のやり方を見つけてください。

 

原書アメコミの紙書籍

①書店

洋書コーナーがあるような大型書店なら単行本が置いてあります。

リーフは見ないですね・・・

良く分からないけど単行本ならISBNもあるし取り寄せできるんじゃないかと思います。

置いてる場所はあんま決まってない気がします。英語版の漫画コーナーの近くに置いてたり、雑誌コーナーの近くに置いてたりです。

シュリンク被ってなくて中を覗けるやつも多いと思うのでパラパラめくってみてください。

↓こんな感じ

MARUZENジュンク堂梅田店



原書を置いてる日本のアメコミ専門店は一つ増えて

ヴァースコミックス(東京)、ブリスターコミックス(東京)、コミックスゾーン(大阪)、ギルド(神戸)の4つです。

上の方になかったギルドのホームページだけここに貼ります。

ギルド-アメコミ・アクションフィギュア オンライン 全国 通販 OK!アメコミ&アメコミフィギュアの専門店 アメコミは毎週末アメリカより直送入荷中です

単行本だけでなくリーフも置いてますし、予約や取り寄せも対応してくれます。

予約の方法とかは店舗によるので適宜コンタクトを取ってください。

 

②古本屋

こちらも大型店舗の洋書コーナーに置いてます。

まんだらけだと邦訳の近くに置いてたりもします。

 

③通販

こっちも結局amazonですかね。

アメコミ専門店のうちヴァースコミックスとブリスターコミックスとギルドは原書の通販もしてます。

ギルドも含めリンクからすぐ原書の通販のページに行けます。

 

原書アメコミの電子書籍

基本はkindleになります。

リーフ単位でも単行本単位でも買えます。昔の作品だと電子書籍化されてない作品もありますが、最近のやつはほぼ全部あると思っていいです。

単に話を読むだけならリーフを実際に買うよりも電子の方が安いです。

Read Comics, Graphic Novels, Manga and More

 

ちょくちょくセールもやってて、以下のリンクはセールのやつに直接飛べます。

Read Comics, Graphic Novels, Manga and More | Sales and Deals

 

そしてサブスクとしてkindle unlimitedを使うと大量に読めます。これはアメコミに限らずですが。あとPrime readingでも読めるアメコミがあるのでアマゾンプライム会員の人はmarvelとかで検索して読むと良いと思います。

Kindle Unlimitedにサインアップして無料体験に登録する

マーベルに関しては専用のmarvel unlimitedというサブスクとそのアプリがあります。

Marvel Unlimited | Over 30,000 Comics. One All-New App!

 

ただ、僕はサブスクの元が取れるほど読める気がしないので気になったやつを偶に買ってるくらいですね。

 

まとめ

結局最初に読み始めるなら邦訳が良いと思います。

そして安いやつが良いので、LINE漫画で無料になってる分(一番上の『手軽にアメコミに触れるには』の記事に書いてます)を読んだ後に中古で売ってる安いやつか電子書籍に手を出したりするのが良いですかね。

前々から書くって言って全然書いてない初心者向けの邦訳もそろそろ本腰入れて書こうと思います。

映画X-MENシリーズのおさらい

そろそろ『デッドプール&ウルヴァリン』の公開も近づいてきたという事で20世紀FOXの映画X-MENシリーズの予復習をしようとしてる人も多いと思うので、MCU程ではないけど作品もそこそこ多いし複雑な部分もあるX-MENシリーズをまとめ直しておきます。

 

映画シリーズを公開順に並べると(特に本編と扱われるものを赤字にする)

X-メン』→『X-MEN2』→『X-MEN:ファイナル・ディシジョン』→『ウルヴァリン:X-MEN:ZERO』→『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』→『ウルヴァリン:SAMURAI』→『X-MEN:フューチャー&パスト』→『デッドプール』→『X-MEN:アポカリプス』→『ローガン』→『デッドプール2』→『X-MEN:ダークフェニックス』→『ニューミュータント』

です。この他にもドラマシリーズの『レギオン』と『ギフテッド』もありますが、それぞれ本編とは関係のない別の並行世界が舞台なのであんま気にしなくて良いです。

あとMCUの『プレリュード』シリーズのように映画の世界を舞台にしたコミックも出てたのですが、本編と矛盾する描写も多いのでそれも気にしなくていいです。

 

 

 

 

まず映画X-MENの特徴としては『X-MEN:フューチャー&パスト』にてタイムトラベルを行った影響でキャストの交代をしているという点です。

最初はパトリック・スチュワート演じるプロフェッサーXなどが登場する現代(2000年代)が舞台のストーリーがメインだったのですが、X-MEN:ファースト・ジェネレーション』にてその過去編(1962年)としてジェームズ・マカヴォイ演じるプロフェッサーXが登場しました。

その後『X-MEN:フューチャー&パスト』にてタイムトラベルをした結果、タイムトラベルをした後の変化した過去(1973年)から先はジェームズ・マカヴォイ演じるプロフェッサーXなどの新キャストで話が続けられていきました。

ここからは最初のシリーズの世界の方を旧世界、新キャストの方を新世界と呼んでいきます。

 

 

旧世界のシリーズの時系列は以下の通り。

X-MEN:ファースト・ジェネレーション』→『ウルヴァリン:X-MEN:ZERO』→『X-メン』→『X-MEN2』→『X-MEN:ファイナル・ディシジョン』→『ウルヴァリン:SAMURAI』→『X-MEN:フューチャー&パスト(未来編)』



 

 

 

そして新世界のシリーズの時系列は以下の通りです。

X-MEN:ファースト・ジェネレーション』→『X-MEN:フューチャー&パスト(過去編)』→『X-MEN:アポカリプス』→『X-MEN:ダークフェニックス』→(『X-MEN:フューチャー&パスト(改変後の未来)』)


さて、ここまででX-MEN本編の説明は終わったのですがちょっと難しいのがスピンオフ達です。

スピンオフ作品である『デッドプール1,2』、『ローガン』、『ニューミュータント』はそれぞれが旧世界や新世界と繋がってるのか、それとも別の世界なのかとかの話になる前にシリーズが終わってしまったのでその辺がよく分かりません。

考察していくために作品の一部ネタバレをしますがご了承ください。

 

 

 

まずは『デッドプール1,2』です。

これらの作品は現代が舞台で、1作目は2016年、2作目は2018年の話です。そして『デッドプール2』にはカメオ出演ですが、ジェームズ・マカヴォイのプロフェッサーXが登場します。なので新世界が舞台という事で良いでしょう。

以下の【】の中は作品が出た当時の考察とか書くけど結論は変わらないので飛ばしていいです。

元々作品の公開順として、『X-MEN:フューチャー&パスト』→『デッドプール』→『X-MEN:アポカリプス』→『ローガン』→『デッドプール2

という風に出てきたときに、僕は『デッドプール2』にジェームズ・マカヴォイのプロフェッサーXが出たからと言って『デッドプール』と新世界が同じ世界だとは思いませんでした。

というのも2018年が舞台の『デッドプール2』に1983年が舞台の『X-MEN:アポカリプス』と同じ顔のプロフェッサーが出るのはおかしいと思ったからです。30年以上経ってるのに全然老けてないことになるので、この場合はパトリック・スチュワート版を出すべきだと思いました。『X-MEN:フューチャー&パスト』にて新世界の2023年(多分)のプロフェッサーXはパトリック・スチュワートの顔だったので、逆に若すぎるジェームズ・マカヴォイ版のプロフェッサーXが登場した『デッドプール2』の世界はプロフェッサーXたちがもっと若い別の世界が舞台という設定にすることで本編と同じ俳優をカメオ出演させたんだと考えました。

考えを改めたのは『X-MEN:ダークフェニックス』が出た時です。『X-MEN:アポカリプス』の続編なのでジェームズ・マカヴォイ版のプロフェッサーXが登場するのは当然なのですが、驚いたのは舞台が1992年だったことです。

X-MEN:ファースト・ジェネレーション』から数えて作中では30年の時間が経過してるのに俳優はそのまんまなので異様にプロフェッサーXの見た目が若いまま話が進んでることになります。

ここに至って僕は考えました「20世紀FOXのやつ一気に40年くらい飛ばして現代にジェームズ・マカヴォイ版のプロフェッサーXを持ってきたら老けてなさすぎって言われると思ったから、10年ずつ刻んでいくことで10年ならあんま顔変わってなくても違和感ないなってのを4回くらい繰り返してジェームズ・マカヴォイ版のプロフェッサーXを現代に持ってくる気なのでは?」と・・・

そう考えるとあと2,3作でX-MEN本編の舞台を2020年代あたりにもってきてデッドプールと本編のクロスオーバーをする未来もあったんじゃないかなと思ってます。無駄話終わり。

 

 

 

では『ローガン』の説明をします。

説明の都合上まず『X-MEN:フューチャー&パスト』の話をします。

ここで使われたキティ・プライドの能力を使ったタイムトラベルはいわゆるバック・トゥ・ザ・フューチャー方式のタイムトラベルと思われます。(詳しい説明は下の記事)

MCUのタイムトラベルに関して(2023年11月くらいの時点での考察) - プチバヤシのアメコミブログ

なので過去を変えた時点で旧世界は消滅してます。

 

さて『ローガン』はウルヴァリンが主役の作品で(ローガンはウルヴァリンの別名)

X-MEN本編ではないけど、本編に含まれてる『ウルヴァリン:X-MEN:ZERO』、『ウルヴァリン:SAMURAI』と合わせてウルヴァリン主役の3部作の1作でもあります。

結論から言うと『ローガン』は旧世界とも新世界ともまた違った世界が舞台と考えられます。

『ローガン』の舞台は2029年なので、この時点で2023年で消滅する旧世界ではあり得ないです。また、『ローガン』においては25年間新たなミュータントは生まれてないと言ってます。

しかし『X-MEN:フューチャー&パスト』の新世界の2023年(多分)ではエグゼビア学園は盛況なので『ローガン』での2004年以降新たなミュータントが生まれてないという設定と矛盾します。

よって『ローガン』は本編とは関係ない別の世界が舞台と考えられます。ただX-MENに入ってプロフェッサーX(パトリック・スチュワート)と知り合ったらしいし、一瞬刀が映るので『ウルヴァリン:SAMURAI』っぽい事件など旧世界の本編と似たようなことは起きたようです。

 

 

 

次に『ニューミュータント』です。

この作品はずっとある施設の中で話が進むので世界の状況が良く分からなくてどこの世界とも繋がってる可能性もあります。

一応可能性が高い推論としては『ローガン』と同じ世界というのがあり得ます。『ローガン』で出てきていたある実験の関するビデオが『ニューミュータント』にも登場していました。

 

 

 

さて、大事なのはこれから公開される『デッドプール&ウルヴァリン』ですね。

デッドプール』シリーズは新世界が舞台と仮定して、『デッドプール1,2』から直接話が続いてるようなので以下の図のようになると思います。

ですが、重大な問題が一つ『デッドプール2』にてデッドプールはケーブルのタイムマシンを悪用してます。一応ケーブルのタイムマシンもバック・トゥ・ザ・フューチャー方式ですが、そんな細かいことはどうでもよくて問題はデッドプールが過去改変しまくって歴史は滅茶苦茶になってるという事です。あと地味にライアン・レイノルズも殺してるので完全に別の歴史をたどってる並行世界にも移動してます。

なのでこの上の図もほぼ意味ないです。『デッドプールウルヴァリン』の時には何が起こっていても不思議じゃないです。

 

一応考察しておくと、デッドプールウルヴァリンと戦ってるなら100%デッドプールが悪いと思うし今回だとタイムトラベル絡みっぽい。

となるとパッと考え付くのは『X-MEN:フューチャー&パスト』にてやっとウルヴァリンがたどり着いた平和な世界がデッドプールのタイムトラベルのせいでなくなったのでめっちゃ怒ってるという説ですね。

信じるか信じないかはあなた次第です。

 

完璧なMCU公開順(初心者用)

ガチで完璧なMCU公開順を作成してみました。(どうせ後で修正したくなるけど)

基本的に初心者の人がまず全作品を公開順で見たいと思った時のために書いてるのでネタバレしないことを優先してます。その為細かい説明はほぼ無いです。


公開日は全米公開を基準にしていて、同日公開の作品は気分で前にしたり後にしたりしてます。
ゲームやコミックは流石にめんどいし正史じゃなかったりするのでパス。


映画やフェーズ4以降のドラマなど、明確に本編として扱われている作品は太字とアンダーライン。正史世界が舞台の作品は赤色、正史とは別の並行宇宙が舞台の作品は青色、ただのギャグ的なほぼ意味のない作品は黒色

当初は正史として扱われていたが現在微妙な扱いとなってるフェーズ3以前のドラマのうち、本編の中でガッツリ要素が登場してる作品は赤色、ちょっとだけ要素が登場してる作品は青色、全然要素が出てないものは黒色。

マルチバース等で登場しているMCU以外のマーベル映画は太字。そのうち本編にガッツリ要素が登場してる作品は赤色、ちょっとだけ要素が登場してる作品は青色、全然要素が出てない作品は黒色で色分けしてます。SSUは[]付きで、それ以外はフェーズ4の直前のところにまとめて書きます。


また細かいですがMCU本編以外のシリーズ出身のキャラや要素がMCU本編に登場する場合に、明確に元ネタがここの作品に登場した時ってのがあればそれを優先。
明確な元ネタの作品はなく、元のシリーズに何度か出てきたキャラがMCUにも出たという場合は元のシリーズでの初登場作品のみを赤や青にしておきます。

 

つまり、>青>黒の順番で優先度が高くしており、にする作品はなるべく必要最小限にするように選びます。

 

 

マジで全部見たいって人は黒を全部見る。

全部は嫌だけど本筋とそこに関わる小ネタは完璧に把握したいって人はを見る。

チャチャっと本筋だけ把握したい人はだけ見る。

 

というのがオススメです。

 

 

 

 

 

 

インフィニティ・サーガ(フェーズ1〜3)

フェーズ1

アイアンマン(2008年5月2日)
インクレディブル・ハルク(2008年6月13日)
アイアンマン2(2010年5月7日)
マイティソー(2011年5月6日)
マーベル・ワンショット:相談役(2011年9月13日)
マーベル・ワンショット:ハンマー墜落現場へ向かう途中での出来事(2011年10月25日)
キャプテン・アメリカ:ファースト・アベンジャー2011年7月22日)
アベンジャーズ(2012年5月4日)
マーベル・ワンショット:アイテム47(2012年9月25日)


フェーズ2

アイアンマン3(2013年5月3日)
マーベル・ワンショット:エージェント・カーター(2013年9月3日)

エージェント・オブ・シールドS1 1話〜6話(9月24日〜11月5日)

マイティソー:ダークワールド(2013年11月8日)

エージェント・オブ・シールドS1 7話〜13話(2013年11月12日〜2014年2月4日)

マーベル・ワンショット:王は俺だ(2014年2月4日)

エージェント・オブ・シールドS1 14話〜16話(2014年3月4日〜4月1日)

キャプテン・アメリカ:ウィンター・ソルジャー(2014年4月4日)

エージェント・オブ・シールドS1 17話〜22話(2014年4月8日〜5月13日)

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年8月1日)

エージェント・オブ・シールドS2 1話〜10話(2014年9月13日〜12月9日)

エージェント・カーターS1 1話〜8話(2015年1月6日〜2月24日)

エージェント・オブ・シールドS2 11話〜16話(2015年3月3 日〜4月7日)

デアデビルS1 1話〜13話(2015年4月10日)

エージェント・オブ・シールドS2 17話〜19話(2015年4月14日〜4月28日)


アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年5月1日)

エージェント・オブ・シールドS2 20話〜22話(2015年4月14日〜5月12日)


アントマン(2015年7月17日)

エージェント・オブ・シールドS3 1話〜8話(2015年9月29日〜11月17日)

ジェシカ・ジョーンズS1 1話〜13話(2015年11月20日

エージェント・オブ・シールドS3 9話〜10話(2015年12月1日〜12月8日)

エージェント・カーターS2 1話〜8話(2016年1月19日〜3月1日)

エージェント・オブ・シールドS3 11話〜19話(2016年3月8日〜5月3日)


フェーズ3


シビルウォー/キャプテン・アメリカ(2016年5月6日)

エージェント・オブ・シールドS3 20話〜22話(2016年5月10日〜5月17日)

デアデビルS2 1話〜13話(2016年3月18日)

マーベル・ワンショット:"チーム・ソー"結成(2016年8月28日)

エージェント・オブ・シールドS4 1話〜2話(2016年9月20日〜9月27日)

ルーク・ケイジS1 1話〜13話(2016年9月30日)

エージェント・オブ・シールドS4 3話〜6話(2016年10月11日〜11月1日)

ドクター・ストレンジ(2016年11月4日)

エージェント・オブ・シールドS4 7話〜8話(2016年11月29日〜12月6日)

エージェント・オブ・シールド:スリングショットS1 1話〜6話(2016年12月13日)

エージェント・オブ・シールドS4 9話〜13話(2017年1月10日〜2017年2月7日)

マーベル・ワンショット:帰ってきた"チーム・ソー"(2017年2月14日)

エージェント・オブ・シールドS4 14話〜15話(2017年2月14日〜2月21日)

アイアン・フィストS1 1話〜13話(2017年3月17日)

エージェント・オブ・シールドS4 16話〜20話(2017年4月4日〜5月2日)

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年5月5日)

エージェント・オブ・シールドS4 21話〜22話(2017年5月9日〜5月16日)

スパイダーマン:ホームカミング (2017年7月7日)

ディフェンダーズS1 1話〜8話(2017年8月18日)

インヒューマンズS1 1話〜6話(2017年9月29日〜10月27日)

マイティソー:バトルロイヤル(2017年11月3日)

インヒューマンズS1 7話〜8話(2017年11月3日〜11月10日)

パニッシャーS1 1話〜13話(2017年11月17日)

ランナウェイズS1 1話〜4話(2017年11月21日〜11月28日)

エージェント・オブ・シールドS5 1話〜2話(2017年12月1日)

ランナウェイズS1 5話(2017年12月5日)

エージェント・オブ・シールドS5 3話(2017年12月8日)

ランナウェイズS1 6話(2017年12月12日)

エージェント・オブ・シールドS5 4話(2017年12月15日)

ランナウェイズS1 7話(2017年12月19日)

エージェント・オブ・シールドS5 5話(2017年12月22日)

ランナウェイズS1 8話〜9話(2017年12月26日〜2018年1月2日)

エージェント・オブ・シールドS5 6話(2018年1月5日)

ランナウェイズS1 10話(2018年1月9日)

エージェント・オブ・シールドS5 7話〜10話(2018年1月12日〜2月2日)

ブラックパンサー(2018年2月16日)

マーベル・ワンショット:"チーム・ソー"のその後……(2018年2月20日

エージェント・オブ・シールドS5 11話(2018年3月2日)

ジェシカ・ジョーンズS2 1話〜13話(2018年3月8日)

エージェント・オブ・シールドS5 12話〜18話(2018年3月9日〜4月20日

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年4月27日)

エージェント・オブ・シールドS5 19話〜22話(2018年4月27日〜5月18日)


クローク&ダガーS1 1話〜4話(2018年6月7日〜6月21日)

ルーク・ケイジS2 1話〜13話(2018年6月22日)

クローク&ダガーS1 5話〜6話(2018年6月28日〜7月5日)

アントマン&ワスプ(2018年7月6日)

クローク&ダガーS1 7話〜10話(2018年7月12日〜8月2日)

アイアン・フィストS2 1話〜10話(2018年9月7日)

ヴェノム(2018年10月5日)

デアデビルS3 1話〜13話(2018年10月19日)


ランナウェイズS2 1話〜13話(2018年12月21日)

パニッシャーS2 1話〜13話(2019年1月18日)

キャプテン・マーベル(2019年3月8日)

クローク&ダガーS2 1話〜5話(2019年4月4日〜4月25日)


アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年4月26日)

クローク&ダガーS2 6話〜7話(2019年5月2日〜5月9日)

エージェント・オブ・シールドS6 1話(2019年5月10日)

クローク&ダガーS2 8話(2019年5月16日)

エージェント・オブ・シールドS6 2話(2019年5月17日)

クローク&ダガーS2 9話(2019年5月23日)

エージェント・オブ・シールドS6 3話(2019年5月24日)

クローク&ダガーS2 10話(2019年5月30日)

エージェント・オブ・シールドS6 4話(2019年5月31日)

ジェシカ・ジョーンズS3 1話〜13話(2019年6月14日)

エージェント・オブ・シールドS6 5話〜7話(2019年6月14日〜6月28日)

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年7月2日)

エージェント・オブ・シールドS6 8話〜13話(2019年7月5日〜8月2日)

ランナウェイズS3 1話〜10話(2019年12月13日)

エージェント・オブ・シールドS7 1話〜13話(2020年5月27日〜8月12日)


マーベル・レガシー


マーベル・レガシーことMCU、SSU以外のマーベル映画はここまでの間にシリーズが終了しておりMCUに関わるのはフェーズ4以降のためここで見るのが一番良いと思います。数が多いのでMCUとの関係があるものだけ書きます。

ファンタスティック・フォーは直接関係はしてこないけど、キャラの基本設定は押さえておきたいという微妙なラインなので、どれか一つ見れば十分です。
また、この時期はシェアード・ユニバースとかマルチバースとかあんま本格的にやってないので同じシリーズ内の順番だけ考えれば良いです。

 

スパイダーマンシリーズ

スパイダーマントビー・マグワイア主演)』シリーズ

スパイダーマン(2002年5月3日)
スパイダーマン2(2004年6月30日)
スパイダーマン3(2007年5月4日)

アメイジングスパイダーマン』シリーズ

アメイジングスパイダーマン(2012年7月3日)
アメイジングスパイダーマン2(2014年5月2日)


X-MENシリーズ

X-MEN』メインストーリー

X-メン(2000年7月14日)
X-MEN2(2003年5月2日)
X-MEN:ファイナル・ディシジョン(2006年5月26日)
ウルヴァリン:X-MEN ZERO(2009年5月1日)
X-MEN:ファースト・ジェネレーション(2011年6月3日)
ウルヴァリン:SAMURAI(2013年7月6日)
X-MEN:フューチャー&パスト(2014年5月23日)
X-MEN:アポカリプス(2016年5月27日)
X-MEN:ダークフェニックス(2019年6月7日)

X-MEN』スピンオフ作品

デッドプール(2016年2月12日)

デッドプール2(2018年5月18日)
ローガン(2017年3月3日)ウルヴァリン:SAMURAIの続編でもある)
ニューミュータント(2020年8月28日)

 

ファンタスティック・フォーシリーズ

ファンタスティック・フォーヨアン・グリフィズ主演)』シリーズ

ファンタスティック・フォー 超能力ユニット(2005年7月8日)

ファンタスティック・フォー:銀河の危機(2007年6月15日)

ファンタスティック・フォーマイルズ・テラー主演)』

ファンタスティック・フォー(2015年8月7日)

 

 

 

マルチバース・サーガ(フェーズ4〜6)


フェーズ4


ワンダヴィジョンS1 1話〜9話(2021年1月15日〜3月5日)

ファルコン&ウィンターソルジャーS1 1話〜6話(2021年3月19日〜4月13日)

ロキS1 1話〜5話(2021年6月9日〜7月7日)

ブラック・ウィドウ(2021年7月9日)

ロキS1 6話(2021年7月14日)

ホワット・イフS1 1話〜4話(2021年8月11日〜9月1日)

シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年9月3日)

ホワット・イフS1 5話〜8話(2021年9月8日〜9月29日)

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年10月1日)

ホワット・イフS1 9話(2021年10月6日)

エターナルズ(2021年11月5日)

ホークアイS1 1話〜5話(2021年11月24日〜12月15日)

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年12月17日)

ホークアイS1 6話(2021年12月22日)

ムーンナイトS1 1話(2022年3月30日)

モービウス(2022年4月1日)

ムーンナイトS1 2話〜6話(2022年4月6日〜5月4日)

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年5月6日)

ミズ・マーベルS1 1話〜5話(2022年6月8日〜7月5日)

ソー:ラブ&サンダー(2022年7月8日)

ミズ・マーベルS1 6話(2022年7月12日)

アイ・アム・グルートS1 1話〜5話(2022年8月10日)

シー・ハルク:ザ・アトーニーS1 1話〜8話(2022年8月18日〜10月6日)

ウェアウルフ・バイ・ナイト(2022年10月7日)

シー・ハルク:ザ・アトーニーS1 9話(2022年10月13日)

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバ(2022年11月11日)

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャ(2023年11月25日)


フェーズ5

アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年2月17日)

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3(2023年5月5日)

シークレット・インベージョンS1 1話〜6話(2023年6月21日〜7月26日)

アイ・アム・グルートS2 1話〜5話(2023年9月6日)

ロキS2 1話〜6話(2023年10月6日〜11月10日)

マーベルズ(2023年11月10日)

ホワット・イフS2 1話〜9話(2023年12月22日〜12月30日)

エコーS1 1話〜5話(2024年1月9日)

[マダム・ウェブ(2024年2月14日)

 

以下公開予定

デッドプールウルヴァリン(2024年7月26日)

[クレイヴン・ザ・ハンター(2024年8月30日)

アガサ:オール・アロング S1(2024年9月19日)

ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン S1(2024年11月2日)

[ヴェノム3(2024年11月8日)

DCEUの没企画たち

DCEU周辺の時期に発表された作品のうち没になったものや没の可能性が高いものについて書きます。
DCEUと同じ世界観として計画されてない作品もいくつかある。

 

 

『マン・オブ・スティール』関連


『クリプトン』


元々はMoSの前日譚とされていたが、結局DCEUとは無関係の作品として制作された。
2シーズンで完結。

『マン・オブ・スティール』の200年前が舞台のスーパーマン前日譚ドラマ「クリプトン」2018年3月より米国放映開始 ─ 「7~8年かけて描く」制作陣明かす | THE RIVER


DCEU発足時の計画


2014年(当時公開済みなのはMoSのみ)に発表されたDCEUというシリーズの元々の計画としては

A Full Slate of DC Entertainment Movies Are on Their Way | DC

MoS

BvS

スースク

WW

JL Part1

フラッシュ

アクアマン

シャザム

JL Part2

サイボーグ

グリーンランタン・コァ(原題は『Green Lantern Corps』の予定だったんだけど、Corpsの日本語表記がコァやコーズやコープスとブレてた。本来の発音や邦訳での訳から俺はコァ表記)

というものだった。
他にバットマンの単独作やMoSの続編なども噂になってた。


スーサイド・スクワッド(2016)』


没にはなっていないがそれに近い部分があるので書いておく。
公開された作品はJLとの関わりは薄かったが、監督のデヴィッド・エアーは元々この作品のヴィランであるエンチャントレスはマザーボックスの支配下にありそれを操ってるのはステッペンウルフの予定だったと言っている。

 


JLのスナイダーカットのようにエアーカットを求める声もあり、監督自身も公開版が自分の実績として評価されるのは嫌という発言をしている。ジェームズ・ガンがエアーカットをリリースしてくれると話してたのでそれを待ちたい。


ジャスティス・リーグ(2017)』


没にはなっていないがそれに近い部分があるので書いておく。
元々はMoSやBvSと同じくザック・スナイダーが監督していた。しかしザックの娘が自殺してしまい、ザックは家族との時間を取るために降板。ジョス・ウェドンが後任を務めた。
この時点で撮影はほぼ終了しており、一部の追加撮影や編集を残すのみという段階だったらしい。
しかし、その後の再撮影や編集においてスナイダー監督の方針とは異なる作品となった。
後に、この作品のために撮影された映像と一部の追撮をスナイダー監督の方針通りに編集した作品であるジャスティス・リーグ スナイダーカットが公開された。
また、ザック版の続編のストーリーのプロットなども明かされている。

 


『ザ・フラッシュ』


リック・ファムイーワが監督を務める予定で、レイ・フィッシャー演じるサイボーグがバリーの親友として大きくフィーチャーされる予定だったが降板。
結局は『ザ・フラッシュ(2023)』が制作された。

 

『サイボーグ』


サイボーグを演じたレイ・フィッシャーは、『ジャスティス・リーグ』の再撮影中にジョス・ウェドン、ジェフ・ジョーンズ、ウォルター・ハマダから人種差別を受けたと公表した。

『ジャスティス・リーグ』に出演したレイ・フィッシャー、ジョス・ウェドン監督が白人ではない役者の肌色をデジタル処理で変更したと暴露

 

レイ・フィッシャー、DC Filmsの幹部が「人種差別的な会話」をしていたと告発

ジョス・ウェドン監督に対してはガル・ガドットも脅迫を受けたという告発があった。
『ザ・フラッシュ』に当初は登場予定だったが、この告発により出番が削除された。主役作も同様にキャンセルになったと思われる。


グリーン・ランタン・コァ』


ジョン・スチュワート(タイリース・ギブソン演予定)とその指導者としてハル・ジョーダンが主に登場すると報じられていた。
デヴィッド・S・ゴイヤーやジェフ・ジョンズが脚本に携わっているという報道もあった。

映画『グリーン・ランタン・コァ』企画生きていた ─ ジェフ・ジョンズが脚本を2019年内に完成へ | THE RIVER

その後、HBO Maxのドラマにて『グリーンランタン』がグレッグ・バーランティ達により制作されると報じられた。
DCEUの作品だと確約された事はなく、DCEUの可能性も残ってる程度の扱いだったと思うけど一応書いておく。
アラン・スコットジェレミー・アーヴァイン演予定)、ガイ・ガードナー(フィン・ウィットロック演予定)、ジェシカ・クルス、サイモン・バズと複数のランタンが登場し、さまざまな時代を描くとされていた。

がこれもキャンセル。

「グリーン・ランタン」ドラマ版、頓挫していた ─ ジェームズ・ガンが明かす、「日常茶飯事です」 | THE RIVER

 

その他に『JL:スナイダーカット』にて撮影されたものの『グリーンランタン・コァ』と被らないようにかカットされてしまったウェイン・T・カー演じるジョン・スチュワートも居る。

 

現在はDCUの計画としてHBO Maxのドラマシリーズ『ランタンズ』が発表されておりハル・ジョーダンとジョン・スチュワートを主役にした探偵もので、他にも何人か登場するらしい。

 

 

 

スーサイド・スクワッド(2016)』関連

『デッドショット』


ウィル・スミス主演予定の映画として 2016 年に発表された。
スケジュールの都合とウィル・スミスのギャラ等であんま話が進まなかったらしい。
『新スースク』では降板が決定し、似たような役割のブラッドスポートが登場した。

 

ゴッサム・シティ・サイレンズ』


デヴィッド・エアー監督。
マーゴット・ロビーハーレイ・クインに加えてポイズン・アイビー、キャットウーマン、ジョーカーが登場する予定の映画として2016年に発表された。

‘Gotham City Sirens’ Movie: David Ayer, Margot Robbie Reteam for All-Female DC Villains Project (Exclusive) – The Hollywood Reporter

ジュネーブ・ロバートソン=ドウォレが脚本を書くことになっていたが、結局は『ハーレイの華麗なる覚醒:バーズ・オブ・プレイ』が制作され、今作は無期限延期になったと思われる。

 

ハーレイ・クイン vs. ジョーカー』


マーゴット・ロビージャレッド・レトが主演する予定の映画として2017年に発表された。
グレン・フィカーラジョン・レクアが共同監督、共同脚本、共同プロデュースを務める予定だった。
『ハーレイ:バーズ・オブ・プレイ』の後に撮影される予定だったが、2019年にキャンセルが発表された。

 

スーサイド・スクワッド2』


2017年にギャビン・オコナーが『スーサイド・スクワッド』続編の脚本と監督を務めると発表された。
ヴィランはブラックアダムとその部下としてオンスロート(テロリストチーム、マーベルのオンスロートとは別)が登場し、彼らが攫ったメタヒューマンをめぐってスーサイド・スクワッドが戦うというお話だったらしい。
そのメタヒューマンは女性キャラを予定してたようで爆発能力を持つプラスティクゥという噂もあった。
監督へのインタビューによると結局スーパーガール、レイブンが候補だったらしい。

Gavin O’Connor Explains Why DC Rejected His ‘Suicide Squad’ Script

スーサイドスクワッドは1の主要メンバーに加えてジョー・マンガニエロのデスストロークが参加するとか、ベンアフのバットマンやレトのジョーカーも登場するとか噂は沢山あった。
最終的に、シリアスよりもコメディな作風を求めたスタジオの方針により監督は降板し、『新スースク』が制作された。

Everything We Know About Gavin O'Connor's Suicide Squad 2

 

『ジョーカー』


2018年、ジャレッド・レトが自身の単独ジョーカー映画で製作総指揮と主演を務めることが発表された。

Jared Leto's Joker Gets Standalone Movie at Warner Bros.

ホアキン・フェニックス主演の『ジョーカー(2019)』も同時期に制作中だったが、結局世に出たのはこっちだけ。


ジャスティス・リーグ』関連

 

ザ・バットマン(DCEU)』


元々はベン・アフレック主演兼監督の作品だという話だったが、企画の変遷の末にマット・リーブス監督ロバート・パティンソン主演の『ザ・バットマン』になってた。
ジャスティス・リーグにて少し登場したジョー・マンガニエロのデスストロークがメインヴィランの予定だった。(リーク映像あり)

 

デスストロークは息子の死の責任がバットマンにあると思っていて、バットマンの親しい人々を殺害しつつ彼を追い詰める。というストーリーの予定だったらしい。
また主な舞台はアーカムだとか、バットガールが出るとか、ロビンの死の真相が明かされるとかも言われてた。
スナイダーカットにて描かれたデスストロークバットマンの正体はブルース・ウェインだとルーサーに教えられるシーンからこの作品に繋がる予定だったと思われる。


『デスストローク


2017年にギャレス・エヴァンスが監督を務めデスストロークの映画が制作されることが発表された。
が2021年にキャンセルされたことが確認された。

 


『アクアマン(2018)』関連

『ザ・トレンチ』


2019年、ピーター・サフランジェームズ・ワンがプロデュースし、ノア・ガードナーとエイダン・フィッツジェラルドが脚本を執筆した『アクアマン』のスピンオフ『ザ・トレンチ』が発表された。
2021年に公開中止となった。
タイトルのトレンチは『アクアマン』にも登場したあんま重要でもないヴィランだが、その後実はブラックマンタ主役の映画の予定だったことが判明した。


『ハーレイの華麗なる覚醒』関連

『ブラック・キャナリー』


ミーシャ・グリーンが脚本と監督を務める。
『BoP』で登場したジャーニー・スモレット演じるブラック・キャナリー主役の映画がHBO Maxで公開予定と2021年に発表された。
まだキャンセルの発表は無い。DCUの状況によってはこれからDCUの作品として出てくる可能性もあると思う。

 

ワンダーウーマン1984』関連

 

ワンダーウーマン 3』


ワンダーウーマン 1984』の公開後、パティ・ジェンキンスが監督に戻って第3作が2021年に開発中とされたが、WBが企画を中止した。
その後、ガル・ガドットは3本目の映画を撮ると約束されたと言っていたが、WBはそれを否定。
DCUのワンダーウーマン関連作としては実写ドラマシリーズの『パラダイス・ロスト』が発表されている。ワンダーウーマンの故郷のパラダイス・アイランドでの過去の事件のお話らしい。

 

『ブラックアダム』関連

 

『ブラックアダム2』


『ブラックアダム』の公開後、すぐにハイラム・ガルシア監督の続編の制作が決定した。
流れ的にヘンリー・カヴィルのスーパーマンかザッカリー・リーヴァイのシャザム、もしくはその両方と対決する作品だったと思われる。
ジェームズ・ガンのDCUが発表された後、ドウェイン・ジョンソンはもはやいかなる計画にも参加していないことを認めたため、どうやらキャンセルになったらしい。

 

『マン・オブ・スティール2』

 

ヘンリー・カビル、「スーパーマン」復帰を報告 : 映画ニュース - 映画.com

2022年の『ブラックアダム』にて再登場したヘンリー・カヴィルのスーパーマンの主演作が発表された。
スティーブン・ナイトが脚本家となる予定だった。
しかしDCUにおけるスーパーマンはリキャストされる事になり映画もキャンセルとなった。
DCUの『スーパーマン:レガシー』はスーパーマンをデヴィッド・コレンスウェットが演じる予定。

 

ホークマン


『ブラックアダム』公開後にスピンオフ企画が話題に登ったが、具体的な話は無いまま恐らく立ち消えになった。

 

 


『ザ・フラッシュ』関連


と言うかDCU以前に計画されていたDCEUリセット後の新世界のお話と思われるもの。

 

バットガール


2017年、バットガール映画がジョス・ウェドンによって脚本、監督、製作されることが発表されたが辞任。
その後、アディル・エル・アルビとビラール・ファラーが共同監督した。元々はHBO Maxで配信予定だった。
そして映画自体は完成したがお蔵入りと発表。ワーナーは作品のクオリティが原因としている。俺的には新たなDCUの計画と合わなかったからじゃないかなと思う。
主役はレスリー・グレイス演じるバットガール(バーバラ・ゴードン)、メインヴィランはブレンダー・フレンザー演じるファイヤーフライ
バーバラの父親であるゴードン本部長は『ジャスティス・リーグ』から引き続きJ・K・シモンズが演じ、マイケル・キートンバットマンが師匠的な役割で出るという話だった。

 

バットマン ビヨンド』


2022年にマイケル・キートンバットマンが主演する映画『バットマン ビヨンド』が開発中で、脚本はクリスティーナ・ホドソンが務めることが報じられた。
バットマンキャットウーマンのロマンスが描かれると言われていたためミシェル・ファイファーキャットウーマンの再登場も期待された。
この題名の作品に老いたブルースがバットマンをテリーという青年に受け継がせるという作品があるため、代替わりも行われると予想されていた。
がDCUの計画に合わないためかキャンセルとなった。
DCUにおけるバットマン作品の企画は映画『ブレイブ&ボールド』バットマンの息子のダミアン・ウェインも登場予定。DCUにおけるバットファミリーの始まりでもある。とのこと。

 

『スーパーガール』


2021年にはサッシャ・カジェ主演の『スーパーガール』映画が開発中であると報じられた。がその後計画が前進する可能性は低いと報じられた。
DCUにおいて『スーパーガール:ウーマン・オブ・トゥモロー』が企画されているがサッシャ・カジェが主演かどうかは不明。

 

『クライシス・オン・インフィニット・アース』


2022年、ウォルター・ハマダが『クライシス・オン・インフィニット・アース』の映画を開発していると報道された。
『ザ・フラッシュ』のオリジナルのエンディングにてキートンバットマンサッシャ・カジェのスーパーガールが改変を直した後の世界にも登場してバリーはベンアフのバットマンの「私を探せ」というメモを見つける。というものがあったらしい。
そこから本作へと繋がる予定だったと思われるが、エンディングは結局DCUの計画に則してると思われる現在のバージョンになった。
また本作もキャンセルと思われる。

 

 

その他単体で噂になってたもの


ジャスティス・リーグ・ダーク』


ギレルモ・デル・トロ監督の予定だったが降板。その後さまざまな監督が就任しては降板し、J・J・エイブラムスがプロデュースすることになった。
その結果HBO Maxにてスピンオフの『コンスタンティン』『マダムX』と共に制作される予定になったが2023年に中止が発表された。

 

『ジョン・コンスタンティン


2021年にHBO Maxでのドラマ制作されることが発表されたが中止になった。

 

『マダムX』


2021年にHBO Maxでのドラマ制作されることが発表され、アンジェラ・ロビンソンJ・J・エイブラムスと共同でシリーズの脚本とプロデュースを務めることが発表されたが中止になった。

 

『ザターナ』


2021年に、HBO Maxでの映画が制作されることが発表された。エメラルド・フェネル脚本。
この映画は、ジャスティス・リーグ・ダーク・プロジェクトの一部としてJ・J・エイブラムスがプロデュースすることになったが中止になった。

 


ナイトウィング


クリス・マッケイ監督、ビル・ダビューク脚本で2017年に発表された。
父と息子の映画であり、復讐映画でもある。と監督は語っていた。
2023年にキャンセルが発表された。

 

『ニューゴッズ』


ジャック・カービーの『ニュー・ゴッズ』の映画化。
エヴァ・デュヴァーネイ監督し、トム・キングと共同脚本を務めることが2018年に発表され、ダークサイドが登場する予定だったが2021年に中止となった。

 

『ワンダー・ツインズ』


アダム・シュティキエルが監督兼脚本。
HBO Max向けの映画が発表された。
KJ・アパとイザベル・メイが主演にキャスティングされたがキャンセルされた。

 

『ブースター ゴールド & ブルー ビートル』


2015年、グレッグ・バーランティが『ブースター・ゴールド&ブルー・ビートル』のバディ・コメディ映画を監督すると報じられ、ザック・ペンが脚本執筆を検討されていると言われている。

『タイバニ』の元ネタ?DC映像作品参戦間近『未来から来たバカ』ブースターゴールドに迫る! | THE RIVER

『ブルービートル(2023)』や、DCU版の『ブースターゴールド』(HBO Maxのドラマ予定)が発表されたためキャンセルの可能性が高い。

 

『プラスチックマン』


2018年に映画プラスチックマンが発表され、アマンダ・イドコが脚本を執筆した。
その後WBは方向性を変えたいと考え、キャット・バスコを雇って脚本を書き直した。その結果主役が女性の物語になったらしい(プラスチックウーマン?)。
その後特に発表はないはず。

 

『ロボ』


ロボの映画は2009年から企画が進められており、当初はドウェイン・ジョンソンが主演する予定だった。
その後2016年にはジェイソン・フックスが脚本を担当していた。
2018年ごろにマイケル・ベイが監督に就任した。その後特に発表はないはず。

 

『メタルメン』


メタルメンの映画は 2007 年にはすでに開発が進められており、DCEU が発足する前の 2012 年にバリー・ソネンフェルドが監督として採用されました。
ソネンフェルドは、2021年の時点でもこの作品がまだ執筆中であることを認めた。
その後特に発表はないはず。

 

ブラックホーク


2018年、スティーブン・スピルバーグブラックホーク映画を監督し、デヴィッド・コープが脚本を書くことが発表された。
その後特に発表はないはず。

 

『アワーマン』


アワーマン映画が 2021 年に開発中であることが発表され、チャーニン・エンターテイメントが製作し、ギャビン・ジェームズとニール・ワイドナーが脚本を執筆する予定だった。
その後特に発表はないはず。

 

『スタティック・ショック』


マイケル・B・ジョーダンが2020 年にHBO Max 向けに映画を制作すると発表された。
その後特に発表はないはず。

マイケル・B・ジョーダン、DC映画「Static Shock」をプロデュース : 映画ニュース - 映画.com

 

『スーパーマン(ヴァル=ゾッド)』

2021 年にマイケル・B・ジョーダンはヴァル=ゾッドTV シリーズをHBO Max 向けに制作すると発表。

 

明確に企画が動いてる物

黒人版スーパーマン

『スーパーマン』リブート版映画が始動、製作はJ・J・エイブラムス ─ 「黒人のスーパーマン」登場の方針 | THE RIVER

2021年、J・J・エイブラムス監督、タナハシ・コーツ脚本の「スーパーマン」リブート映画が報道された。
黒人のスーパーマンとのことで、主演にマイケル・B・ジョーダンの名が挙がってるが、上の企画とはまた別。
一応ヴァル=ゾッドではなく、クラーク・ケント(カル=エル)らしい。

『Superman: Legacy』が制作されても、J・J・エイブラムス監督の「スーパーマン」リブートの可能性はまだあるとジェームズ・ガンが発言

ジェームズ・ガンはこの映画の可能性はまだあると発言したという。

 

 

ジェームズ・ガンがDCUの発表とともに言及した『ザ・バットマン』の続編やスピンオフ達、『ジョーカー』の続編やその他DCU作品は現在進行中。

 

コンスタンティン2』

コンスタンティン(2005)』の続編であるキアヌ・リーブス主演フランシス・ローレンス監督の『コンスタンティン2』はキアヌがジェームズ・ガンと話し合いをしたらしいので、こっちも進行中。

Keanu Reeves Has Spoken With James Gunn About Constantine 2

アメコミ映画の大まかな紹介(初心者用)

この記事はアメコミ映画に興味があるし見てみたいけど、なんか多すぎてよく分からんって人のためにそれぞれのシリーズとかを大まかに説明してます。

分かりにくい部分や間違いの指摘や質問など、大歓迎なので気軽にコメントしてください。

 

 

 

 

まず"アメコミ映画"の言葉の意味としては「アメリカのコミックを元にした映画」という意味になると思います。
なんでわざわざこんな確認してるかというと、"アメコミ映画"と聞いて一般的にイメージされるスーパーヒーローもの以外にもアメリカのコミックを元にした映画はあるからです。最近有名なのは『キングスマン』かなと思います。他にも一昔前って感じですが『メン・イン・ブラック』や『リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い』も該当します。
がまあ大体みんなが困ってるのはそういうほぼ単体の作品やシリーズを把握できれば十分なやつではなくアベンジャーズバットマンなどのマーベルもしくはDCのヒーローものだと思うのでこの記事はそこの話をします。彼ら以外のヒーローものとして『スポーン』や『キック・アス』や『ミュータント・タートルズ』や『ヘルボーイ』等もありますが今回は割愛。

 

基本的に"アメコミ映画"のメインどころにいるのは
①マーベル・コミックス原案の作品達
DCコミックス原案の作品達
の二つと言って良いでしょう。それぞれの違いは各自調べれば良いと思いますが一応代表作を挙げておくと

①マーベル
アベンジャーズ、アイアンマン、スパイダーマンX-MENデッドプールなど
②DC
スーパーマンバットマンワンダーウーマン、ジョーカー、ハーレイ・クインなど

といった感じです。

 

そして一応アメコミ映画とコミックの関係を説明しておきます。
まずアメコミ映画は全部に元の話となるコミックがある訳では無いです。ある作品もあるし、ほぼ全部映画オリジナルの場合もあります。アニメも同様です。

偶に日本の漫画とアニメの、漫画の話はいずれアニメでやるしアニメでやった話は基本漫画にもあるという関係と同じようにアメコミ映画には全部対応する原作のアメコミがあると思ってる人もいるので否定しておきます。

 

原作のコミックがある場合もDCとマーベルの多くの作品は映画とは話が違います。ちょっと細かい情報が増えてるとかそんなレベルではなく、大まかなあらすじなら同じってくらいのイメージです。

つまりアメコミの『スパイダーマン』とアニメ化した『スパイダーマン』と実写化した『スパイダーマン』は似てるところもあるけど基本的に全然別の話です。

例えば漫画の『ワンピース』とアニメ化した『ワンピース』と実写化した『ワンピース』が偶にオリジナルストーリーなどがあっても基本的には同じ話なのとは全然違います。

 

近いのはリメイク作品とかで、『仮面ライダー』に対する『仮面ライダー THE FIRST』や『シン・仮面ライダー』とか、映画化やアニメ化にあたってオリジナルストーリーになる『マリオ』や『ポケモン』、やる度に異なるアプローチの『ゴジラ』辺りが似てると思います。
なので原作というよりは原案って表現の方がイメージしやすい気もします。

マーベルやDCのメインのユニバースのような続きものだと特にそういうのが多いイメージです。
逆に『ウォッチメン』のような単体の作品だとコミックと映画で大体一緒だったりもします。

そしてコミックの世界と映画の世界は別の世界だし設定も違ったりするのですが、時々映画の世界が舞台となってるコミックも出てます。最近は出てないのですがMCUの『プレリュード』シリーズなどがそれですね。

 

 

 

 

ではそれぞれの作品達について書いていきます。特に現在も企画が動いている作品に力点を置いて説明します。

 

 

①マーベル


ほぼ全ての作品がディズニープラスで見れるので興味がある人はディズニープラスに入るのが早いです。
スパイダーマンの作品など、MCUX-MEN以外はアマプラでも結構無料で見れます。

 

【1】MCUマーベル・シネマティック・ユニバース


アメコミ映画の中でも一番盛り上がってるシリーズですし、これは知ってるって人も多いでしょう。
それぞれの映画作品を同一の世界の中で起きた出来事として扱うシェアード・ユニバース制の作品の中でも特に上手くやってるシリーズ。『アベンジャーズ/エンドゲーム』で大盛り上がりしたのですが、最近は作品が多すぎて全部見るのが大変だったり評価の低い作品もあったりでちょっと人気にも陰りが見えてきてます。しかし、それでも一番なのは揺るがないほどの大人気なシリーズです。

MCUは本当にデカいシリーズなので、その中でも大きく3つに分けて説明する必要があります。

(1)MCUの映画

(2)MCUのドラマのうち2020年以前のもの

(3)MCUのドラマのうち2021年以降のものとMCUのアニメ。
です。
 

 

 

(1)MCUの映画

 

まあこれはあんま説明する事もありません。
MCUの中でも特に本編とされるものです。
いくつかの作品をまとめてフェーズ1,2,3,……と名付けられており(現在は5の途中、6まで計画されてる)、
フェーズ1〜3をまとめてインフィニティ・サーガ、フェーズ4〜6をまとめてマルチバース・サーガと名付けられてます。
ちょっと多すぎるのでそれぞれの作品がどこに入るかとかどんな順番かだのは後述。

ただ、後の説明のために軽く話もしておきます。
フェーズ3はそれまでの作品の集大成である『アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年4月公開)』、そのエピローグに近い『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年7月公開)』で終わりました。
そして偶然フェーズ4が始まる直前にコロナ禍(本格的な自粛や巣篭もりは2020年4月〜かな……?)が始まってフェーズ4の作品の公開が延期になり、そしてコロナ禍の最中にディズニープラスが始まりました(日本では2020年6月〜)。
コロナ禍の巣篭もり生活の中でディズニープラスに入って『エンドゲーム』まで全部見るMCUラソンが流行りました。
そしてフェーズ4はディズニープラス独占配信のドラマ『ワンダヴィジョン(2021年1月公開)』から始まり、映画は『ブラックウィドウ(2021年7月公開)』から再開しました。

 

 


(2)MCUのドラマのうち2020年以前のもの

 

問題はこちらからです。
2020年以前のもの、というのはつまり先程のフェーズで言うとフェーズ3以前のドラマという事になります。
この時代のドラマ作品は実はMCUの映画を作っているマーベル・スタジオとはまた違う
マーベル・テレビジョンという部門による制作だったため、映画達との繋がりが薄かったのです。
そのため、特にフェーズ4が始まるまでの『エンドゲーム』までのMCUラソンの時に「ドラマは見なくて良いよ」とよく言われていました。
ですが、フェーズ4を経てフェーズ5に到達した現在はこれらのドラマに登場したキャラクターもMCUの映画に出てきたりと本編と関わってくる事も出てきました。またMCUの設定と矛盾したために正史ではないと言われた作品がごく一部あるものの、一応彼らはMCU正史だと言われていたしそれを完全に否定する発表も特に無いので基本は正史という扱いで良いと思います。
が(1)や(3)に比べるとやっぱり重要度は低いですね。

それぞれのドラマは以前はNetflixやHuluなどの動画配信サービスで配信されており、その配信サービス内の作品同士でのクロスオーバーも多かったので例えばネトフリ組のように配信サービスごとにまとめられたりもします。

作品に関係する要素がいわゆるMCU本編(後述)にガッツリ出た作品を赤色、ちょっとだけ出た作品を青色にしておきます。


ABCシリーズ
エージェント・オブ・シールド(AoS)』『エージェント・カーター』『インヒューマンズ』がある。
特に『AoS』の序盤の方は映画と密接に関わる話もあったりと頑張ってた。ただ長期化した結果正史と矛盾が出てしまった『AoS』のシーズン6,7はMCUの正史では無いと言われている。

 

Netflixシリーズ
デアデビル』『ジェシカ・ジョーンズ』『ルーク・ケイジ』『アイアンフィスト』『ザ・ディフェンダーズ』『パニッシャー』かある。
主役ヒーロー達がチームになった『ザ・ディフェンダーズ』にちなんでディフェンダーズ・サーガとも呼ばれる。デアデビルは『デアデビル:ボーン・アゲイン』という新作が制作されている。

 

ヤング・アダルト(Hulu、フリーフォーム)
ランナウェイズ』『クローク&ダガー』がある。
『ヘルストローム』という作品も一応ここに含まれるが企画が変遷するうちに元からMCUとは関係ない作品として作られる事になった。
『ランナウェイズ』に登場したニコ・ミノルが『ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン』というアニメ作品にも登場する予定だがこちらのアニメはMCUの正史ではないらしい。

 

あとドラマじゃなくてBlu-rayの特典とかについてたマーベル・スタジオ制作の短編作品『マーベル・ワンショット』ってのもあります。こっちは基本正史で良いと思います。
一応映画ではないし2020年以前の作品群なのでここに書いておきます。


(3)MCUのドラマのうち2021年以降のものとMCUのアニメ。

 

逆にマーベル・スタジオの制作のドラマになったのが(3)のもの達で、先程名前を出したフェーズ4の『ワンダヴィジョン』以降の作品となります。これらは映画との繋がりもしっかりと考えられていて本編と言えます。
これらはディズニープラスで独占配信されてます。最近一部作品のBlu-rayなどが出ました。

 

(4)MCUの現在までのメインどころの公開順とこれからの予定

ここまでの話を前提に、ここでは現在のMCUのメイン作品いわゆる本編を公開順に書いておきます。

 
公式のやつは権利関係でスパイダーマンが抜けてたり『ウェアウルフ・バイ・ナイト』が無視されてたりであんま信用できません。普通にMCUの日本語wiki見た方が良いです。

MCU・アベンジャーズ見る順番を紹介!時系列や公開順でマーベルを一気見しよう!|Disney+(ディズニープラス)公式

 

さらに、MCUマルチバース・サーガに入ってからMCU以外のマーベル映画とも関わってくるようになってます。その辺の説明も下の方に書いていきますが、そういう紹介よりも単にMCU作品を楽しむための視聴順が知りたいだけの人はそれ用の記事を作ったのでこちらをどうぞ。

完璧なMCU公開順(初心者用) - プチバヤシのアメコミブログ

 


 
ディズニープラスの公開順に並んでるインフィニティ・サーガ、マルチバース・サーガのところを基準にするのでフェーズ1〜3のドラマ作品は含めず、逆にマーベル・ワンショットは含めます(『チーム・ソー』はいらん気がするけど一応・・・)。
また、これから公開される作品は未確定の情報も多いので参考程度に。
 
フェーズ1-3:インフィニティ・サーガ


フェーズ1

『アイアンマン』(正史世界、映画)

インクレディブル・ハルク』(正史世界、映画)

アイアンマン2』(正史世界、映画)

マイティ・ソー』(正史世界、映画)

『マーベル・ワンショット:相談役』(正史世界、ドラマ

キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(正史世界、映画)

『マーベル・ワンショット:ハンマー墜落現場へ向かう途中での出来事』(正史世界、ドラマ

アベンジャーズ』(正史世界、映画)

『マーベル・ワンショット:アイテム47』(正史世界、ドラマ

 

フェーズ2

アイアンマン3』(正史世界、映画)

『マーベル・ワンショット:エージェント・カーター』(正史世界、ドラマ

マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(正史世界、映画)

『マーベル・ワンショット:王は俺だ』(正史世界、ドラマ

キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(正史世界、映画)

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(正史世界、映画)

アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(正史世界、映画)

アントマン』(正史世界、映画)


フェーズ3

『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(正史世界、映画)

『マーベル・ワンショット:"チーム・ソー"結成』(一応非正史世界?、ドラマ

ドクター・ストレンジ』(正史世界、映画)

『マーベル・ワンショット:帰ってきた"チーム・ソー"』(一応非正史世界?、ドラマ

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(正史世界、映画)

スパイダーマン:ホームカミング』(正史世界、映画)

マイティ・ソー バトルロイヤル』(正史世界、映画)

『マーベル・ワンショット:"チーム・ソー"のその後……』(一応非正史世界?、ドラマ

ブラックパンサー』(正史世界、映画)

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(正史世界、映画)

アントマン&ワスプ』(正史世界、映画)

キャプテン・マーベル』(正史世界、映画)

アベンジャーズ/エンドゲーム』(正史世界、映画)

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(正史世界、映画)


フェーズ4 - 6:マルチバース ・サーガ

 

フェーズ4

『ワンダヴィジョン』(正史世界、ドラマ

『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』(正史世界、ドラマ

『ロキ』シーズン1(非正史世界、ドラマ

『ブラック・ウィドウ』(正史世界、映画)

『ホワット・イフ...?』シーズン1 (非正史世界、アニメ

『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(正史世界、映画)

『エターナルズ』(正史世界、映画)

ホークアイ』(正史世界、ドラマ

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(正史世界、映画)

『ムーンナイト』(正史世界、ドラマ

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(正史世界、映画)

『ミズ・マーベル』(正史世界、ドラマ

『ソー:ラブ&サンダー』(正史世界、映画)

『アイ・アム・グルート』(正史世界、ドラマ

『シー・ハルク:ザ・アトーニー』(正史世界、ドラマ

『ウェア・ウルフ・バイナイト』(正史世界、ドラマ

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』(正史世界、映画)

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル』(正史世界、ドラマ

 

フェーズ5

アントマン&ワスプ:クアントマニア』(正史世界、映画)

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』(正史世界、映画)

『シークレット・インベージョン』(正史世界、ドラマ

『アイ・アム・グルート』シーズン2 (正史世界、ドラマ

『ロキ』シーズン2 (非正史世界、ドラマ

『マーベルズ』(正史世界、映画)

『ホワット・イフ...?』シーズン2 (非正史世界、アニメ

『エコー』(正史世界、ドラマ

 

以下制作予定

デッドプール&ウルヴァリン』(2024年7月26日公開予定)(非正史世界?、映画の予定)

キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』(2025年2月14日公開予定)(正史世界、映画の予定)

 

『アガサ:オールアロング』(2024年後半)(正史世界、ドラマの予定

『ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン』(2024年)(非正史世界、アニメの予定

『アイズ・オブ・ワカンダ』(2024年)(正史世界、アニメの予定

『マーベル・ゾンビーズ』(2024年)(非正史世界、アニメの予定

『アイアンハート』(未定)(正史世界、ドラマの予定

デアデビル:ボーン・アゲイン』(未定)(正史世界、ドラマの予定

 

フェーズ6

 

ファンタスティック・フォー』(2025年5月2日公開予定)(正史世界、映画の予定)

『サンダーボルツ』(2025年7月25日公開予定)(正史世界、映画の予定)

ブレイド』(2025年11月7日公開予定)(正史世界、映画の予定)

アベンジャーズ5』(2026年5月1日公開予定、カーン・ダイナスティという副題の予定だったが現在は単に5と呼ばれてるとのこと)(正史世界、映画の予定)

アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ』(2027年5月7日全米公開予定)(正史世界、映画の予定)
 

どこに入るか不明
X-Men '97』シーズン1(2024年初頭)(非正史世界、MCUとは関係なく昔のアニメの続編

『アーマー・ウォーズ』(公開時期不明)(正史世界、映画の予定)

『ホワット・イフ…?』シーズン3(配信時期不明)(非正史世界、アニメの予定

『ヴィジョンクエスト』(正史世界、ドラマの予定

ワカンダのスピンオフドラマ
ワンダーマンのドラマ


【2】SSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)

(1)SSUの概要

『ヴェノム』を中心としたシェアード・ユニバース作品。MCUのように緻密な設定の積み重ねというよりは勢い重視な気軽に見れる映画という印象です。あとグロ多め。
まだ作品数が少ないので入りやすいと思います。

このSSUの説明をするにはマーベルの映像化権の話をしなければなりません。
まあ話は簡単で現在スパイダーマン・シリーズの映像化権はソニーが持っていてその内スパイダーマンと一部キャラをMCUに貸し出してるような形になるのですが、その余ったキャラで作ってるのがSSUです。
なんで同じマーベルのキャラクターなのに映像化権が別の会社にあるのかは後述。

本当に最初の方はMCUと同じ世界にするつもりだったと言う話があったのですが、結局はMCUの並行世界、マルチバースの一つとしてMCUと関わっていく事になりました。

その為いずれはスパイダーマンと本格的にクロスオーバーすると噂されているのですがまだその段階ではないです。
ですが一応既にMCUとSSUが交わり始めてはいるので、これからどうなっていくのか見守っていきましょう。

 

(2)SSUの現在までの公開順とこれからの予定

まだ本格的にシリーズ内でマルチバースの話が始まってるわけではないですが、これから始まるかもしれないので一応書いておきます。

こっちにおいて正史世界はSSUのメイン世界である『ヴェノム』のユニバースこそが正史世界という意味で書きます。

 

『ヴェノム』(正史世界、映画)

『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』(正史世界、映画)

(『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(非正史世界、映画)MCUの作品だがSSUと少し関わる。)

『モービウス』(正史世界、映画)

 

以下制作予定

『マダム・ウェブ』(2024年2月23日公開予定)(非正史世界?、映画の予定)

一応『ヴェノム』達ともまた別の世界が舞台という話が出てる。

 

『クレイヴン・ザ・ハンター』(2024年8月30日公開予定)(正史世界、映画の予定)

『ヴェノム3』(2024年11月8日公開予定)(正史世界、映画の予定)

 

『シルク:スパイダー・ソサイエティ』(未定)(不明、ドラマの予定

スパイダーマンノワール』(未定)(不明、ドラマの予定

 

 

『エル・ムエルト』という作品の発表が以前あったが無期限延期、一応中止ではないらしい。

 

【3】マーベル・レガシー(それ以外の実写映画)

 

簡単に言うとMCUとSSU以外のやつです。
特に包括的な名前はなかったのですがディズニープラスのカテゴリ名でそう名付けられたのでそれに倣います。
これらの映画の多くは元を辿ると90年代にマーベルの業績が悪化した時に映像化権を色んな会社に売ったのが元で制作されました。
例えばスパイダーマン・シリーズの映像化権はその時からずっとソニーが持ってて、ライミ版の『スパイダーマン1〜3』や『アメイジングスパイダーマン1,2』が作られました。
逆に言うとMCUは最初そうやって映像化権を売った沢山のキャラクター以外の残ったキャラクターで作ってました。でもなんやかんやあって現在はスパイダーマン・シリーズ以外の映像化権は全部マーベル・スタジオに戻ってきてます。

レガシー・ムービーは基本的にMCUと関係ないものとしてフェーズ3くらいの『エンドゲーム』マラソンの時は「見なくて良いよ」と言われていたのですが、最近流行りのマルチバースによって過去作品のキャラも登場も登場するようになった為、見といた方が良い作品になりました。
これらの作品は全体としてMCUのようなシェアード・ユニバース制ではなくシリーズ単品で話が終わるため、多すぎると疲れるという人には気軽に見れるのでオススメです。
悪い点はまあ当然出来はマチマチなのと、基本的に続きは見れない事ですね。

とまあこれらの作品は基本的に終わったものという扱いなのですが、20世紀FOXによって制作された『X-MEN』シリーズの一つである『デッドプール』は20世紀FOX時代の1,2に続く『デッドプール3』がMCUの作品として現在制作されています。
また、その作品の中で他のマーベル・レガシー作品のキャラが登場するという噂もあり、無視できない作品達となっています。

こちら作品数が多いのですが、MCUと違って一覧でまとめられる事はあんま多くないと思うので一応書いておきます。
シリーズ続編は→で繋げます。似た題名でも→で繋げてなかったら話は繋がってないです。

作品に関係する要素がいわゆるMCUにガッツリ出た作品を赤色、ちょっとだけ出た作品を青色にしておきます。

 

20世紀FOX
X-MEN』シリーズMCUに出たキャラがこっちで初登場した作品だけ青くしときます)
X-メン』→『X-MEN2』→『X-MEN:ファイナル・ディシジョン』→『ウルヴァリン:X-MEN:ZERO』→『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』→『ウルヴァリン:SAMURAI』→『X-MEN:フューチャー&パスト』→『X-MEN:アポカリプス』→『X-MEN:ダークフェニックス』

X-MEN』シリーズの作品だけど、直接繋がってるというよりはスピンオフ感の強い作品
デッドプール1,2
『ニューミュータント』
『ローガン』
ドラマの『レギオン』、『ギフテッド』

 

ファンタスティック・フォー:超能力ユニット』→『ファンタスティック・フォー:銀河の危機
ファンタスティック・フォー(2015)』
デアデビル』→『エレクトラ


ソニー
スパイダーマン1〜3
アメイジングスパイダーマン1,2
ゴーストライダー1,2』

 

ニュー・ライン・シネマ
ブレイド1〜3』→ドラマの『ブレイド ブラッド・オブ・カソン』

 

ユニバーサル
『ハルク(2003)』

 

ライオンズゲート
パニッシャー(2004)』

『巨大怪物 マンシング』
パニッシャー:ウォー・ゾーン』

 

めちゃ古いやつ
ドクター・ストレンジ(1978)』
ハワード・ザ・ダック/暗黒魔王の陰謀』
パニッシャー(1989)』

 

【4】スパイダーバース シリーズ


様々な並行世界のスパイダーマンが出てくる。かなり評判の良いアニメ映画シリーズです。
スパイダーマンはなんとなく知ってるくらいの人でも気軽に楽しめる作品だと思います。
キャラは多いですがみんな自己紹介します。
現在続編が制作中。

スパイダーマン:スパイダーバース』

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』

 

以下制作予定

スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』(未定)

 

②DC


アマプラの無料にかなり入ってますね。
ドラマなど少しディープな作品はU-NEXTとかに入ってるイメージです。

 

【1】DCU(DCユニバース)とDCEU(DC・エクステンデッド・ユニバース)

(1)DCU、DCEUの概要

 

簡単に言うとMCUのDC版です。
最近までDCEUとしてやってきていたのですが、そっちは一旦終わりになり新しくDCUというのが始まります。
なので今からDCの映画を見たいのならDCUのものに注目すべきですね。

DCUは例えばスーパーマンバットマンはDCEU版とは違う俳優になり全く新しい作品に生まれ変わります。

が…………とても複雑な事にDCEU版の俳優が続投するキャラクターもいます。
しかし最初からDCUとして企画されていた『クリーチャー・コマンドーズ』以前の作品は非正史であると明言されましたので、基本的にはDCEUでの話は無視して良いと思われます。


ここは大まかな紹介なので、その辺の詳細な話は別に記事を作ってます。

DCEUからDCUへの切り替わり - プチバヤシのアメコミブログ

DCEUからDCUの切り替わりでゴタゴタしたという事だけ分かってください。

一旦ある程度タイトルを挙げて説明すると

 

DCEU
『マン・オブ・スティール』

バットマンvsスーパーマン:ジャスティスの誕生』




『ザ・スーサイド・スクワッド"極"悪党、集結』

『ピースメイカー』
直上の『新スースク』のスピンオフドラマ作品。ピースメイカー役はDCUでも同じ俳優が続投すると発表された。

『ブラックアダム』
ブラックアダム役のドウェイン・ジョンソンはDCUの企画に関わってない。という発表。

一応DCUの計画に入ってるとされるけど、元々はDCEU時代の企画の作品

『シャザム!〜神々の怒り〜』

『ザ・フラッシュ』
タイムトラベルの影響でDCEUとは異なる世界になった。
フラッシュ役はDCUでは違う俳優になると発表された。

『ブルービートル』
ブルービートル役はDCUでも同じ俳優で続投すると発表された。
一応世界が変わってからの1作目で重要作のはずだが日本などいくつかの国では劇場公開せず。元々は配信用に作られてたとはいえひどい…………

『アクアマン:失われた王国』
アクアマン役はDCUでは違う俳優になると発表された。

DCU

『クリーチャー・コマンドーズ』
アニメ作品

『ウォラー』
実写ドラマ。ウォラー役はDCEUでの俳優が続投すると発表されてる。

『スーパーマン:レガシー』
映画。スーパーマン役はDCEUとは別の俳優と発表されてる。DCUを率いるジェームズ・ガン曰く「DCUの真の始まり」

『ランタンズ』



という状況です。まあ新しいDCUシリーズが気になるだけなら取り敢えず『スーパーマン:レガシー』まで待って良いんじゃないかなと思います。
僕はマーベルとDCだとDC派だし、DCEU作品にも良い作品あるし見てほしいんですけども、大まかに説明するならやはりMCUになりたいけどなれなかったシリーズでありDCUから見れば十分なんじゃないかなという評価になります。
DCEUのオススメポイントとしては、公開版の『ジャスティス・リーグ』より後の作品は作品ごとの独立性が高いのでシリーズの他の作品を気にせず楽しめる事です。基本的に気になったキャラの出る作品だけ見てれば大丈夫です。悪い所はまさしくその独立性が高いところで、結局シェアード・ユニバース制の良いところが死んでて別々のシリーズ作品みたいになってるところです。
MCUみたいなのを求めるならスナイダー3部作と言われる『マン・オブ・スティール』『バットマンvsスーパーマン:ジャスティスの誕生』『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』の部分だけ見ると、大元に計画していたユニバースの雰囲気を感じられて良いと思います。(続きはほぼ確実に出ないけど)

 

(2)DCU、DCEUの現在までの公開順とこれからの予定

今のところ他の世界が舞台の作品は大体他のシリーズという事になってるので、DCEUの正史とDCUの正史で切り替わるという点を除けば基本は全部正史で良いと思われます。

ただ、『ジャスティス・リーグ: ザック・スナイダーカット』という『ジャスティス・リーグ』を元の監督の想定通りに新たに作り直した非正史作品があります。また個別の記事を作る予定ですが『ザ・フラッシュ』では『ザック・スナイダーカット』版の設定を使ってると思われる箇所があり複雑です。でも全部DCUが始まれば些事なのであんま気にしないでください。

 

DCEU

『マン・オブ・スティール』(正史世界、映画)

バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』(正史世界、映画)

スーサイド・スクワッド』(正史世界、映画)

ワンダーウーマン』(正史世界、映画)

ジャスティス・リーグ』(正史世界、映画)

『アクアマン』(正史世界、映画)

『シャザム!』(正史世界、映画)

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』(正史世界、映画)

ワンダーウーマン 1984』(正史世界、映画)

ジャスティス・リーグ: ザック・スナイダーカット』(非正史世界、映画)

『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(正史世界、映画)

 『ピースメイカー』(正史世界、ドラマ

『ブラックアダム』(正史世界、映画)

一応DCUの計画に入ってるとされるけど、元々はDCEU時代の企画の作品

『シャザム! 神々の怒り』(正史世界、映画)

『ザ・フラッシュ』(正史世界、映画)

『アクアマン/失われた王国』(正史世界、映画)

 

以下制作予定

DCU

 

チャプター1『ゴッズ&モンスター』

『クリーチャー・コマンドーズ』(未定)(正史世界、アニメの予定

『ウォラー』(未定)(正史世界、ドラマの予定

『スーパーマン:レガシー』(2025年7月11日公開予定)(正史世界、映画の予定)

『ランタンズ』(未定)(正史世界、ドラマの予定

オーソリティー』(未定)(正史世界、映画の予定)

『パラダイス・ロスト』(未定)(正史世界、ドラマの予定

『ブレイブ&ボールド』(未定)(正史世界、映画の予定)

『ブースターゴールド』(未定)(正史世界、ドラマの予定

『スーパーガール:ウーマン・オブ・トゥモロー』(未定)(正史世界、映画の予定)

スワンプシング』(未定)(正史世界、映画の予定)

更にまだ公式発表ではないが

アーカムアサイラムのドラマ

チャプター2の作品としてハントレスの映画

 

【2】DCエルス・ワールズ

DCUというシェアード・ユニバースとは繋がらずに、他の(エルス)世界(ワールズ)が舞台になっており単体の作品として制作予定のシリーズのこと。

マーベルで言うと、MCUに対するSSUやX-MENなどの作品みたいな扱いになる。マルチバースとして関わってくるかは今後の展開次第だが、そうなったとしてDCUがもうちょい軌道に乗ってからかな・・・・?

 

(1)『ジョーカー(2019)』

 

日本でも話題になった作品ですね。名作だとは思うんですけど気分の良くなる作品では無いのでメンタルが崩れてる日は見ない方が良いと思います。
先ほど説明したように、この作品はDCEUやDCUとは無関係に単体のシリーズとして続編が作られていま。

 

『ジョーカー』(映画)

以下制作予定

『ジョーカー2』(2024年10月4日公開予定)(映画の予定)


(2)『ザ・バットマン(2022)』


こちらの作品、なんと3時間あります。しかしその長い時間をかけてバットマンが復讐者からヒーローに至る過程が丁寧に描かれていて素晴らしいと思います。
こちらもDCEUやDCUとは無関係で、続編やスピンオフが制作されています。

 

ザ・バットマン』(映画)

以下制作予定

『ザ・ペンギン』(未定)(ドラマの予定

ザ・バットマン2』(2025年10月3日公開予定)(映画の予定)

ゴッサム市警のドラマ

 

(3)『コンスタンティン(2005)』


DC作品としてとして認識されてない場合もあるくらいに単品で名作と有名なファンタジー・アクション映画です。
主演のキアヌ・リーヴスが続投して約20年ぶりとなる続編が制作中とのこと。

 

コンスタンティン』(映画)

以下制作予定

コンスタンティン2』(未定)(映画の予定)

 

(4)J・J・エイブラムスの黒人スーパーマン

詳細は明らかになってないが、以前から進行中の企画が今も消えてないと確認された。

黒人のスーパーマンということでヴァル=ゾッドやカルビン・エリスなどコミックの並行世界の黒人スーパーマンかと思われたが、前の報道だと我々のよく知るスーパーマンであるクラーク・ケントの黒人版(人類じゃないけど)の予定らしい。

 

 

【3】それ以外の昔のDCの実写映画


マーベルと違って映像化権がどうみたいな話はないです。
特に『ダークナイト』が評判良かったり、古き良きヒーローとしてリーヴ版の『スーパーマン』シリーズの評判が良かったりします。
マーベルと同様マルチバースとして出てきたりもするので、こちらも無視できなくなってきました。
作品に関係する要素がDCEUにガッツリ出た作品を赤色、ちょっとだけ出た作品を青色にしておきます。

 

カーク・アリン版の『スーパーマン』シリーズと映画版の『アトムマンVSスーパーマン

 

ジョージ・リーヴス版の『スーパーマン』シリーズと映画版の『スーパーマンと地底人間』

 

アダム・ウェスト版の『バットマン』シリーズと映画版のバットマン:ザ・ムービー(1966)』

 

クリストファー・リーヴ主演の『スーパーマンⅠ〜Ⅳ
リーヴは出ないけど同じ世界が舞台の『スーパーガール(1984
複雑だけど『スーパーマンⅠ』と『Ⅱ』の続編兼リメイクの『スーパーマン・リターンズ

 

マイケル・キートン主演の『バットマン(1989)』と『バットマン・リターンズ』。

その続編で主演がヴァル・キルマーになった『バットマン・フォーエヴァー』。

その更に続編で主演がジョージ・クルーニーになった『バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲』。

 

キャットウーマン(2004)』
一応『バットマン ・リターンズ』に関するイースターエッグがあるので同じ世界かもしれない。

 

バットマン・ビギンズ』→『ダークナイト』→『ダークナイトライジング』

 

ウォッチメン(2009)』
これとは別に少し設定の違うコミック版の続編であるドラマの『ウォッチメン(2019)』もある。

 

ジョナ・ヘックス(2010)』

 

『グリーンランタン(2011)』

 

基本的に映画の紹介するのがこの記事のコンセプトなのですが、それを押しても紹介しておきたいのがDCの実写ドラマです。評判の良い作品ばかりなので是非見てほしいです。
特にアローバースというDCのドラマでMCUみたいな大成功を収めたやつがあるのですが埋もれてる現状が悲しいです。
ただ、ドラマ達も現在は大体みんな打ち切りなので結局今すぐ見るべきものでもないと言わざるを得ないのが悲しいです。


【4】アニメ映画

 

『DCスーパーヒーローズvs鷹の爪団』
ニンジャバットマン
こちら2作は制作元が日本なので触れやすいかもしれません。特に『ニンジャバットマン 』は声優が豪華(プロ声優の中でも特に凄い人が沢山出演してる意)です。

 

バットマン/マスク・オブ・ファンタズム』
『レゴバットマン
ティーン・タイタンズGO!トゥ・ザ・ムービー』
『DC がんばれ!スーパーペット』

『リトル・バットマン クリスマスの大冒険』
DCのアニメ映画は評判良い作品が多いですね。今時アニメなんて大人のみるもんじゃないでしょ?みたいな人も少ないと思いますが、そういう先入観があるなら惑わされずに見ることをオススメします。

 

 

③まとめ

ここまでめっちゃ長々と読んだ結果つまり何見るのが良いの?ってなった人。
答えは「気になったやつを見れば良いと思います」あと基本映画の紹介なので無視されてますが、ドラマやアニメ作品も多いのでそっちが気になるならそっちも見れば良いと思います。

 

そういうのお行儀の良い答えじゃなくて、って人。結局MCUが一番アンパイだと思います。DC派ですけどそれでもアンパイは結局MCUだと思います。MCUはちょっと違うな〜って人も現在企画が動いてるやつを優先してチェックするのが良いと思います。リアタイで続編がどうなるかとかを楽しみにできるのは今の作品を追ってる人の特権ですからね。

 

 

 

あと言うべきことがあるとするなら映画は公開順だか時系列順に見なきゃいけないとか、予習が必要だという人の事は無視してください。自分でやりたいと思うなら良いですけど、やりたくないならやらなくて良いです。


映画の見る順番の話はアメコミ映画ファンがもしシリーズを一から見れるならそうしたいってだけで、つまりは既にアメコミ映画を好きになってる人がやりたい事です。確かにその方が系統的に理解できるという利点もありますが、まだそこまでアメコミ映画好きになれてないよって人がわざわざやらなきゃいけない事じゃないと思ってます。

取り敢えず作品に触れて、好きになって、しっかり順番を考えて見たいなって思ってからやれば良いんです。

言ってるアメコミファンも最初はテレビでやってたから映画館でやってたからみたいな理由でシリーズの途中から見てる人が大半だと思います。まあだからこそ初心者に系統的に見てほしいというのはあるでしょうが、無理強いするものじゃないです。

時系列順と公開順のどっちかで見たいなら基本は公開順をオススメします。作る側もその順番で見られる事を想定してるでしょうし、時系列順は一回全体を把握してからの2周目以降の方が楽しいと思います。作品内で時間が行ったり来たりする事も多いため本当に厳密に時系列順そのまんまで見るには映画を途中で止めて別の作品に行くみたいなことする必要があるし、それをやらない場合は後の作品のネタバレを喰らってしまう場合もあるのでそういう点でも2周目以降の方が良いと思います。

映画の予習に関しても、それぞれの作品内で必要な分の情報は言及されるし別に必須ではないと思います。小ネタとかカメオとかは理解できるとより楽しめるけど別に本筋に絡んでる訳でもないものです。普通にファンでも色々見逃したり忘れたりしてるレベルですし、多分前の作品でなんかあったんだろうな意味深なシーンだなって思いながら半分無視で良いと思います。

シリーズの途中の作品でも1作品ごとに起承転結はあるので、前の作品を見ていなければ楽しめないという事はないと思います。

そんな片方だけ見ても完成しない前後編みたいな作りになってる作品は今の所『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』と『アベンジャーズ:エンドゲーム』くらいだと思います。

 

 

これでこの記事は終わりです。

アメコミ映画って本当に数が多い上に複雑で大変ですがめっちゃ面白いと思ってるので、色んな人に見てほしいです。

そんなチャンスを増やす事ができれば幸いです。

DCEUからDCUへの切り替わり

【注意⚠️】
この記事には多分に憶測が含まれており、状況証拠からこう考えられるレベルの話も多いです。
これが事実そのままだとは思わないでください。

 

 

 


まず、DCEUは初っ端のMoSバットマンvsスーパーマンの時点で結構ケチがつけられていました。現在はスナイダーカットと合わせて、良かった時のDCEUという扱いですが特にバットマンvsスーパーマンゴールデンラズベリー賞を受賞するほど当時の評判は悪かったです。
それで焦ったのか旧スースクとJL辺りで恐らく方針転換が図られており、MoSやBvSのようなシリアスでダークな要素を削り明るくしようとしたと思われます。
ですがその為に作り直すとかでもなく、基本的には既にダークなトーンで撮影されたものを編集することでどうにかしようとした結果チグハグな作品が生まれてしまったと思われます。

旧スースクまで基本低評価だったのに対して過去が舞台のため他の作品との関わりが薄かった『ワンダーウーマン』が高評価だったり、同様に他と関わりの薄い『アクアマン』がヒットしたためDCEUのシリーズ作品同士の繋がりを重視せず作品単体のクオリティを重視するという方針が発表されました。

DC映画、ユニバースを意識せずに作品ごとの独立性を高める方針へ ─ 「マーベルとは違う戦略」、『アクアマン』成功も後押しか | THE RIVER

これはある意味上手くいったと思います。
他の作品との関わりを考えずに済むためそれぞれが自由に作品を作れるようになったし、ここまでのシリーズを全部見て予習する必要も無いから初心者に勧めやすくなりました。
JL以降の『アクアマン』『シャザム!』『ハーレイBoP』など基本的に評判は良いです。が、問題として作品同士の繋がりを弱めたらシリーズとしてやってる意味がないというお話になります。
お互い関わらなくなるならそれぞれが別の世界でシリーズ作品としてやってるのとあまり変わらなくない?わざわざDCEUという一つの世界観でやってる意味とは?となってしまってたと思います。

 


そこでやはりもう一度一つのシリーズとしてちゃんとやっていこうとなったのでしょう。
ただ、そこでDCEUを継続するでもなく全く新しい世界を作るでもなく

「新しい世界を作りたいけど………DCEUの上手くいったとこだけはそのままにしたいなぁ…………」

みたいな雰囲気を感じるような展開をしてます。
まあこの作戦もそこまで無理矢理でもなくて先ほど言ったようにJL以降のDCEUは個々の作品の独立性が高いが故に実はDCEUとは別の世界の話でした。ってやっても困らない作品ばかり。
そんな風な可能性が残ってるせいでまた得意の優柔不断を発揮してしまってフラフラしてしまい………………
というのを説明していきます。

 

明確にDCEUの次のユニバースの計画を考えながらの製作となったのは恐らく『新スースク』辺りからかな〜と思います。
DCEUとも新世界とも受け取れる程度にしか作品外のキャラへの言及は無い(ここまではそれ以前の作品も似たようなもんだが)のに加えて、明らかに『フラッシュ』というDCEUのタイムリミットが迫る中でスピンオフの『ピースメイカー』の製作も発表してたりとDCEUが終わっても元気にやっていくぞ感がありました。
ガン監督はキャラクターの生死なども自由と言われていたそうです。その点はDCEU終わるし何やっても良いよ、という意味なのか新世界のお話って事にもできるから細かな辻褄合わせは後でで良いよ、という意味なのかちょっと迷うところ。


『ピースメイカー』ではグリーンアローというDCEUに登場してない有名ヒーローの名前が出てきたり、DCEUというよりも新世界を舞台として話を作ってる感がありました。(『新スースク』も本作初登場でDCEUに登場してないキャラが沢山居るけど、キャラの重要度が違うので……………)
こっちに登場したJLのメンバーはスーパーマンワンダーウーマンは顔が見えず、モモアのアクアマンとエズラのフラッシュは顔を見せる。ってのも切り替わり期特有という感じで、ここで下手にカヴィルやガルの顔を出さないしバットマンも出ないからこそDCEUとも新世界とも取れる作品に仕上げてる感じがありました。
加えて『ピースメイカー』はS2も約束されており、つまりは『フラッシュ』公開後にもこのお話の続きが出るので新世界が舞台の作品として扱っても構わないという事だろうと思いました。
逆に言うと顔を出してるアクアマンとフラッシュはDCEUでも新世界でも同じ俳優のままで内定というメッセージだったんだと思うのですが、結局DCUでは全員俳優は交代の予定です。
後の説明のために、この時点での新世界の計画を新世界ver.1とします。

 


『ブラックアダム』にはアマンダ・ウォラーやエミリア・ハーコートが登場。新世界でも継続される事がほぼ確定な『ピースメイカー』で活躍したエミリア・ハーコートやその他新スースクのメンバーが登場する=新世界での登場も内定。みたいな扱いになんじゃないかなと思いました。
そして最後にサプライズでカヴィルのスーパーマンが登場し、公開直後はこれ以降の作品でもカヴィル復活との話でした。がすぐにやっぱ降板って話になりました。
新世界ver.1ではモモアのアクアマン、エズラのフラッシュに加えてカヴィルのスーパーマンも続投する可能性があったと思われます。
が、この辺でスーパーマンはカヴィルから交代させる新世界ver.2に計画が切り替わったと思われます。

ブラックアダムは続編の予定がキャンセルされたっぽいので、元は新世界でもやっていくつもりだったけど結局無しになったと思われます。

そしてもうそろそろ『フラッシュ』って段になってもこの混乱具合なので『ピースメイカー』の主要キャラが出てる=内定という図式もいつでもひっくり返されるうるな。と思いつつもそれ以外に参考にすべき情報もないので継続して注目しました。

 

『シャザム2』からは一応DCUの計画の作品とされています。
エミリア・ハーコート達も登場してて新世界内定(仮)の条件は満たしてます。また、ガルのワンダーウーマンも登場しました。
JSAと関わるっぽい台詞も出てたのはブラックアダムの続編の予定の名残りなのか関係ないのかよく分からないですね。
シャザムに関しては現在のところ言及が無いのでDCUでも続投する可能性も残ってはいるって感じです。

 

そして遂に『ザ・フラッシュ』が来ます。
また面倒な話なのですが『ザ・フラッシュ』のEDには公開されたバージョンとは幾つか別のバージョンのEDがあったと言います。

 

【ネタバレ】『ザ・フラッシュ』ラスト解説 ─ 衝撃サプライズなぜ実現?全3バージョン製作された結末の全容 | THE RIVER

この記事におけるバージョン2が先程の新世界ver.1用(カヴィルのスーパーマンあり)ですね。
そしてこの記事におけるバージョン1が新世界ver.2用(カヴィルのスーパーマンなし)です。

元々はカヴィルのスーパーマンと共にガルのワンダーウーマンも続投予定だったっぽいので『シャザム2』での登場も新世界ver.1においては内定していたということかと思われます。

この時の新世界ver.2の計画だと『フラッシュ』の後の世界でキートンバットマンがニック・フューリー的な役回りになるという話があり、様々な作品に登場予定でした。
その計画の存在達を挙げると
まずは『バットガール』。キートンバットマンが師匠的な役割で出るという話でした。完成はしたがお蔵入りと発表。
バットマン・ビヨンド(キートンバットマンの作品)』という企画。題名的にキートンの老ブルースからバットマンを新世代(テリーとか)に受け継がせるお話になってたんかなと思います。
『アクアマン:失われた王国』もキートンバットマンで撮影してたけど追撮でベン・アフレックバットマンになり、最終的にそれすらも消されました。
つまり新世界ver.1or2用、諦めてファンサービス要素を残す為にDCEUに寄せたやつ、ファンサービス消して現在の計画に沿うようにしたやつという変遷と思われます。

バットガール』はクオリティが低かったから+節税、『アクアマン2』は試写で視聴者が混乱してたからお蔵入りor追撮、という発表でしたが実際は新世界の計画の変更に合わせるためなんじゃないかなと僕は思ってます。


そして結局は『フラッシュ』のEDで事件後の世界のブルースとして登場したのはジョージ・クルーニーでした。
これはクルーニーがDCUのバットマンとして出る。というよりもDCUでキートンバットマンをやる可能性を潰す意味合いのシーンなのかなと思います。
なのでキートンバットマンがいる新世界ver.2からキートンバットマンを抜いた新世界ver.3にこの時点で計画は変更されていたんだと思います。
新世界ver.3でも『フラッシュ』のEDからエズラのフラッシュとモモアのアクアマンは続投の予定だったんだと思います。これ以降に新世界となる中で『アクアマン:失われた王国』も公開予定だったのでそれ用と思われます。

 

新体制が不明な中、ガルのワンダーウーマンの続編はある、やっぱない。みたいになって結局は無くなったようなので、それもガルのワンダーウーマンを続投するかどうか迷った結果新キャストへの交代を取ったということだったのでしょう。


そしてブルービートルが公開(日本ではビデオスルー)される中でDCEUのジャスティス・リーグはDCUでは続投しないことが明らかになりました。

『ジャスティス・リーグ』メンバーは新DCユニバースに続投せず、米報道 ─ アクアアン役モモアはロボ役で出演交渉中か | THE RIVER


こうしてなんだかんだ一部は残る雰囲気だったDCEUのJLメンバーが全員取っ替えられることになった新世界ver.4こそがDCUとなります。

ここまでの混乱から分かる通り、ここまで来ても実際に映画がどうなるかを見るまではこれで確定とも言い切れないですが最新の状況はこうです。


予想ですがまとめると
新世界ver.1:スーパーマン(カヴィル)、バットマンキートン)、ワンダーウーマン(ガル)、フラッシュ(エズラ)、アクアマン(モモア)

新世界ver.2:スーパーマン(新キャスト)、バットマンキートン)、ワンダーウーマン(ガル?)、フラッシュ(エズラ)、アクアマン(モモア)

新世界ver.3(『ザ・フラッシュ』後のDCEUは多分この想定で作ってる):スーパーマン(新キャスト)、バットマン(新キャスト)、ワンダーウーマン(ガル?)、フラッシュ(エズラ)、アクアマン(モモア)

新世界ver.4(DCU):JLメンバーは全員新キャスト

って感じだと思います。


DCEU時代に企画された作品から俳優が続投すると発表されたのはのはピースメイカーのジョン・シナとブルービートルのショロ・マリデュエニャとアマンダ・ウォラーのヴィオラ・デイヴィスです。

これで全員と決まったわけではないですが、この感じだと続投する人はあんま多くなさそうですね。

 

 

また、『クリーチャー・コマンドーズ』より前の話も基本は非正史扱いになるようなので結局はDCUがそこそこ真っさらな新世界になって良かったんじゃないかなと思います。

ピースメーカー役のジョン・シナやアマンダ・ウォラー役のヴィオラ・デイヴィスなどはDCUの正史に戻ってくるとジェームズ・ガンが明言