プチバヤシのアメコミブログ

主に邦訳アメコミの紹介します。

アメコミの用語解説

邦訳アメコミを紹介していきたいのですがそのためにまずは基礎的な用語などを紹介しておきたいと思います。

これだけ見てもよくわからんし覚えられないと思うので僕とか他のアメコミブログとかの説明でわかんない単語があったときに参考にしてください。

あと追加してほしいとか間違ってるぞ。とかあったらコメントお願いします。

 

略語まとめはこっち(アメコミの略語まとめ - プチバヤシのアメコミブログ)

 

 

 

アメコミ作品の説明とかの用語

ヒーロー、スーパーヒーロー

まあわざわざ書かなくてもわかると思いますが当然スーパーマンなどの正義の味方の皆さんの総称ですね。スーパー付けるかどうかは気分です。

 

ヴィラン、スーパーヴィラン

ヒーローに対してその敵側。悪役ってことですね。以前はあんまり通じない言葉だったんですがディズニーヴィランズとかヒロアカのおかげで結構通じるようになりましたね。

 

ビジランテ、ヴィジランテ

自警団員って訳されたりする。

日本だとまだなじみが薄いけど、いわゆるダークヒーローやアンチヒーローみたいなもの。

一応悪の敵で正義の味方だけど、殺人を許容してたりと真っ当なヒーローではない人を指す。

 

サイドキック

日本語だと相棒、助手という意味。だけど特にバットマンに対するロビンみたいに(子供の、一人前じゃない)助手っていうイメージが強いと思う。

 

クロスオーバー

日本語にすると垣根を超えたコラボレーションといったところ。どこからをクロスオーバーとするかは適当。例えば悟空とベジータが一緒にいても普通、悟空とルフィならクロスオーバーって感じ。

 

パラレルワールド、並行世界、代替宇宙

今いる現実とは少し違う世界があったら?例えば今日の朝におにぎりを買おうとして鮭とおかかで迷った後に鮭を買ったとして、鮭を買ったこの世界とは別におかかを買った世界もこっちから見えたりしなくても存在しているかもしれない。そういう世界をパラレルワールドと呼ぶ。

物語で使いやすくてよく登場するのでこれも説明要らないかも。ギャルゲーなどの選択肢を選んでいくマルチエンディング方式のゲームやタイムトラベルとかで便利。

 

マルチバース

パラレルワールドがいっぱいあるよっていう話。無数のパラレルワールドが存在するという世界観全体を指して使ったりする。

 

アース

英語で地球のことだけど、特にマーベルやDCではそれぞれの世界(パラレルワールド)にアース1みたいに名前がついてることも多いので。一個一個の並行世界を「○○なアース」って言ったりする。

 

正史

たくさんあるパラレルワールドの内、メインの話が起こってる世界を指す。基本的に一番古くから話が続いてる世界で、この世界のバージョン違いとか別の選択をした未来の話とかが正史以外のパラレルワールドとして描かれる。

 

エルス、エルスワールド

パラレルワールドの内、正史以外の世界。

 

シークレット・アイデンティティ

つまりは正体。「スパイダーマンのシークレット・アイデンティティはピーター・パーカーだ」みたいな。

 

オリジン、誕生譚

つまりなんでヒーローになったかという話やその経緯。アニメなら1話とかの話。

 

リランチ、リブート

両方とも大体再始動という意味。設定改変やら何やらで仕切りなおすのだがリランチはそれまでの話の流れも引き継いでるもの。リブートはそれまでの話の流れを基本的に引き継がないもの。という風に区別される(らしい)。

 

レトコン

後付け設定のこと。

 

リトールド

再解釈のこと。

 

出版物としてのアメコミの説明用語など

邦訳、邦訳アメコミ

日本語訳されたアメコミのこと

 

原書

英語版のアメコミのこと。それ以外の原語版の海外漫画を含むときもあるかも。

 

ライター

アメコミのストーリーを考える人

 

アーティスト

アメコミの絵を描く人。次のペンシラーやらインカ―やらの仕事全部やってる人を指す。または絵を描く人全体の総称としてペンシラーとかインカ―とかもアーティストに含めたりする。

 

ペンシラー

アメコミの下書きを描く人(白黒の下書きまで)。

 

インカ―

ペンシラーが描いた絵にインクを入れる人。

 

カラリスト

更に色塗る人。

 

レタラー

吹き出しの中とかの文字のレイアウトとかやる人。

 

コミッション

 コミコン(アメコミ系列のコミケみたいなやつ)などのイベントでアーティストさんにお金を払って自分の好きな絵をかいてもらうことができる。向こうが用意した紙に書いてもらったり後述のブランクカバーに書いてもらえたりする。

 

リーフ

アメコミが連載されてるもの。日本だと少年ジャンプにいくつかの作品が載ってるが、それを一つ一つの作品ごとにちぎったようなもの。

 

TPB(トレード・ペーパー・バック)、SC(ソフトカバー)、HC(ハードカバー)

リーフをまとめたやつ。単行本。TPB、SC、HCの順にグレードが上がってる感じする。

TPBがカバーなしで本自体に直接表紙がついてる。イメージとしては学校の教科書みたいな装丁。邦訳だと新版サンドマンとか。

ソフトカバーはよくある漫画や文庫サイズの小説みたいに表紙は軽く曲げられるもので、それにペラっとしたカバーがついてる。邦訳のほとんどはこれ。

ハードカバーはデカい小説や図鑑みたいに表紙はカッチカチの板みたいなもので、それにペラっとしたカバーがついてる。邦訳だとそれこそ図鑑系や昔のバットマン作品の一部。

 

ヴァリアント・カバー

表紙のバリエーション違い。リーフには同じ話が載ってても表紙だけ違うというものがある。珍しいヴァリアント・カバーとかもあってコレクター精神を煽られるのだが中身の絵を書いてる人とカバーの絵をかいてる人が必ずしも一致するわけではないのでよく表紙詐欺と言われる。その原因の一つ。

 

ブランクカバー

ブランク(空白)の名の通り表紙に絵がないやつ。基本的な用途は前述したコミッション用。

 

グラフィック・ノベル

正直よくわからん。大人向けのコミックのことだったり、単行本のことだったり。あとはまずリーフで連載せずに書き下ろしをそのまま単行本にしてる作品のことで自由度が高い(?)らしい。

 

オンゴーイング、レギュラーシリーズ、現行

つまりは通常連載。例えばBatman#300ならオンゴーイングBatman誌の300個目。

 

ワンショット

オンゴーイングと違って1回だけのやつ。

 

ミニシリーズ

数回限定のやつ。オンゴーイングと違って何回かだけやるって最初に決められてる。ワンショットと違って1回じゃない。

 

イベント

複数の雑誌にまたがるような大きな事件のこと。イベントには様々なキャラクターが登場し、クロスオーバーしていく。

 

タイイン

イベントに巻き込まれてるそれぞれの話のこと。オンゴーイングの一部がタイインとして巻き込まれたりする。イベントに重要な話やイベントの本筋から少し外れた話色々ある。