プチバヤシのアメコミブログ

主に邦訳アメコミの紹介します。

映画『ザ・バットマン(2022)』のキャンペーンの思い出(作品のネタバレちょっとあります)

 

日本でやってたイベント

一般イベント

大阪でやってたイベントに参加したのでその時のレポ?的な

まずブースに入ったら語りかけられて「こんにちは。バットマンです」って言われました。その瞬間に「バットマンはそんな気さくな挨拶できないだろ」と「わざわざ名乗るってことは単に出題者じゃなくて吹き替えの櫻井孝宏さんなのか・・・?」って思いつつ予告を見た後に出題された問題は

 

Q.1今作のヴィランは?

答え.リ〇〇ー(こう書いてた。)

Q2.今作は本性がキーワードだがザキ山小屋のお二人でどっちの方が隠された本性があると思う?

A.アンタッチャブル山崎orB.ドランクドラゴン塚地

Q3.あなたがついた人生最大のウソは?

 

の3つでした。んで答えたらポスターと近くのカフェのラテの引き換え券をくれました。風も結構吹いてて寒い日だったのでラテ推してましたね。僕は他のとこで買い物とかしてそのまま帰っちゃったんですけど、ラテの引き換え券を使えば予告にも出てるような?マークが浮いたラテをもらえたようです。

 

tver.jp

そしてオンエア、基本は缶詰の話で間にザ・バットマンが挟まってるという構成だったのですがTVerではカットされてますね。そういうの宣伝系のやつはカットされるんですかね?

録画して見たのですが質問の声が誰かとかは出なかったですね。あと質問は他のパターンもあったらしいです。

 

 

『THE BATMAN-ザ・バットマン-』JAPAN CELEBRATION EVENTにも参加しました。自分でメモしてたんだけどアーカイブあるのでそっち見て。

アーカイブ

youtu.be

メモ↓

ロバート・パティンソンゾーイ・クラヴィッツ
リモート参加者は60人ほど
磯村勇斗バットモービルゴッサムシティのシャツ)、
嘘暴いちゃったよ。
ロバート「リモートって未来っぽい」アクションシーンは水吸って服が重い
バットマンは変人って言われてるけど?
ヘンな格好してるもんな。夜に人をボコってるし。トラウマで自分の道は一つだと思い込んでしまった。また、金持ちゆえに止めてくれる人もいなかった。
歌舞伎町、バットシグナル付けてくれれば駆け付けるよ。ハリポタの時に行った。
ゾーイ、スーツを着るとうまく動けないので大変だった。

 

なぞなぞ

Twitterの謎解きキャンペーン達

正直一番面白かったです。この記事書いてるのもなぞなぞキャンペーンがめちゃ面白かったからってのが9割占めてます。

 

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見たまんま画像をひっくり返してbat

 

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左はフリック入力の画面。

右側の緑の?マークの下はそれぞれ「はなぢ」「やもり」「わ」

左はそれぞれの段ごとに分かれていて丸が一重なのが一番目、二重なのが二番目、三重なのが三番目となり、?の上部分の向きが入力する方向。そしてそれが白いと濁点がつく。

よって一番上は「せいぎ」

 

渋谷の謎解き

バズったりもしてたね。

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これの右上で画質悪いけど「ろうそくの上にあって、ついても消せるのは火。ろうそくの中にあって、ついたら消せないものは?」正解は嘘(LIE)で、ポスターの中のRIDDLERのろうそくの内LIEに火が点いてないのもヒントかな。

そしてTwitterアカウントに飛ぶように示されていて、「LIE」とそれをひっくり返した「317」を組み合わせて「@317LIE317」

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するとこのアカウントにたどり着きます。YOU ARE LはURL。

でそのヒントは下で

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こんな風に画像のツイートが並んでます。そしてそれぞれ示された単語の内1字が指さされている。

それらをうえから繋げると「vengeance(復讐)」となります。

 

それをプロフィールのページのURLの

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更に後ろに「/vengeance」を繋げると応募ページに飛べます。

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とこんな感じに

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一応確認したらURLが分かりやすくなるようにキャンペーンの終了直前にわかりやすくなってた。リプに「vengeance」って送ってた人とかいるからね。

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TikTokのキーワードのキャンペーン 
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元々『ザ・バットマン』公式のTikTokでは、なぞなぞが出題されてました。

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こんな感じでコメントに解答が書いてあるんだけど、なぜか一番下に余る文字があります。

 

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そしてこれらを集めて並べ替えると「最狂知能犯のリドラー」となります。

 

LINEマンガとのキャンペーン

バットファミリーの漫画もやってくれてる。

manga.line.me

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答えももう出てるのでそのまま載せます。
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海外のイベント

rataalada

以下ネタバレあり!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

詳しくはこちらの記事を読んで欲しいんですけど、

jp.ign.com

これは公開の約3か月前の時点で出ていたもので

「THE BATMAN」の等身大パネルアメリカの劇場のあちこちで目にできるが、これらのパネルの下の部分には謎のコードが記されており、あるファンが解読したところ、スペイン語で「You are el rata alada」と書かれ、「あなたは翼のあるネズミ」という意味になる。

だが、「You are el」は「URL」と読み替えることもでき、その結果、ファンがウェブサイト「www.rataalada.com」にたどり着いたとのこと。

www.rataalada.com

ということでこのサイトに至るのですが、作中でも同じものが出てきてめちゃめちゃ驚きました。そしてポストクレジットでも意味深に表示されましたね。

以下のようにリドラーと対話する形式でした。

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リドラーからはなぞなぞが3問出題されます。解答は以下のような感じ。

特に予告でも使われていた「黒くて青くて死んでるものな~んだ?」の正解は「バットマン」ですが「ブルース」と答えると「もう少しよく考えろ」と言われます。これは答えを間違えたときにリドラーが返信してくれる内容なので、バットマンブルース・ウェインと気づけてないのかもしれません。(作中でもバットマンと話してるときにブルースの話題が出たりバレてそうに感じるけど、実際はバレてないんじゃないかなと思ってます)

答えを間違えても「もう一度」とか「幸運にもチャンスはある」とか言って何度も挑戦させてくれるのでここまで来てくれた人にはリドラーは優しいのかもしれません。

解いてる最中に別のタブに移動すると「検索した?」と咎められます。けど別に答えられなくなるわけではなかったと思います。ご褒美は記事の方に書いてるけどバットマンの似顔絵とか。

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そして僕は気づけてなかったんですけど映画公開付近(海外では公開直後くらい、日本だと公開直前)でさらに更新されていたらしいです。

jp.ign.com

そして海外での公開日の3月4日にはまた別の3つのなぞなぞが待っていたらしいです。(記事は英語)

screenrant.com

 

 

そしてさらに更新されて、今度もリドラーがご褒美をくれます。

「新しい”友達”と一緒にいる。僕たちとはまたすぐ会えるさ」という言葉が意味深。

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ご褒美は作中でも出ていた捜査資料とかがzipファイルになってます。

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そして条件がよくわからないんだけど(2回目以降のアクセスとかなのかな?)

もう一つのバージョンもあります。そちらは

「君はよくやった。そして君は知ってるよね・・・」

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ご褒美はこちら。

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解読すると

「Gotham loves a comeback」となる

らしい。「ゴッサムはカムバックが大好きだ」ってことでやはり続編での再登場が期待されますね。映画のラストのジョーカーとリドラーの会話の台詞・・・?

 

jp.ign.com

 

3月18日~3月25日も二つのバージョンがありました。

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いつも通り3つのなぞなぞに答えると報酬がもらえます。

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報酬はこちら今作におけるリドラー役のポール・ダノがライター(脚本)を務めることが話題になった「リドラー:イヤーワン」の表紙ですね。

二つ目はこちら

 

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意味深なカウントダウン(日本では3月25日の午前2時アメリカでは3月24日の昼頃に0になる)と共にもらえる報酬はこれ。

 

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↓の有志による解読表で解読すると・・・

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「〇UST KIDDING YOURSELF」となる。

〇の部分は初めて出てくる文字だからか表に載ってないが、「UST」で終わる4文字の英単語に当てはまるため「J」だと思われる。

よって「JUST KIDDING YOURSELF」となる。

 

「kidding oneself」で「(自分に)思い込ませる」、「(自分を)誤魔化す」という意味になる。

kidding oneselfの意味・使い方・読み方 | Weblio英和辞書

他の訳し方として「考えが甘い」というのもあるらしい。

HE IS KIDDING HIMSELF / YOU ARE KIDDING YOURSELF - Japanese translation - Longman

なので「JUST KIDDING YOURSELF」の訳は「君の考えが甘いだけ」となるのかな?

 

ページを開いたままにしてたらカウントダウン終了後はアップデート中になりました。

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日本時間3月25日の午前2時に更新されたなぞなぞはこちら

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www.youtube.com

ご褒美はアーカムの削除シーン。以前にも存在すると言われていたバットマンアーカムでジョーカーと話すシーンです。

今回のなぞなぞはジョーカーの関連ワードが多かったのも納得ですね。

↓日本語訳はこちらをご覧ください。

virtualgorillaplus.com

 

あとこの文章は25日の午前3時に書いてて、Twitter観測上は「HA」にたどり着いたのは僕が最速なので褒めてほしいです。(最初は絶対「HUSH」だと思った)

 

また、「PUNCH LINE」はオチという意味なのですがパンチラインという女性ヴィランも最近コミックに登場しました。(↓こんな感じ)

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もしかしたら次回作に登場するかも?(単に関連ワードってだけだとは思う。けどジョーカーに影響された人なので、今作のリドラーに影響された人や、リドラー達もバットマンに影響された人たちだった。というお話に被せて登場というのはあり得そう)

一応邦訳アメコミブログなので登場作品を紹介しておくと『バットマン:ダーク・デザイン』と『バットマン:ジョーカー・ウォー』で主に登場。

books.shopro.co.jp

books.shopro.co.jp

 

 

 

↑ rataalada更新の瞬間の監督のツイートです。

 

↑チェックしてなかったんですけど、DC公式くんが「もう質問はない。これがオチ」って言ってるのでこれが最終更新かな。

とても楽しかった。

 

そして3月29日(多分こっちも午前2時)

GCPD(ゴッサム市警)の差し押さえとなりました。

お友達の話してたし多分アーカムの中からサイトを更新してたんだろうけど、ついに見つかってしまったようです。

今度こそ終わりだと思います。リドラー、楽しかったよ・・・ありがとう・・・

 

「ジャスティス・リーグ:アトランティスの進撃」

DCのNEW52ジャスティス・リーグ シリーズの第3巻。

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紹介 

前回の『魔性の旅路』において世間からの過剰な信頼を失い、グリーンランタン(ハル・ジョーダン)の脱退という結果になったジャスティス・リーグ

また、ヒーロー同士でも互いのことを知らなかったり逆に知りすぎていたりと信頼がぐらついてしまう。

アトランティスの進撃』というタイトルの通りアクアマンが主役で、邦訳されてるNEW52アクアマンシリーズ(全3巻)とも関わりが深い。アクアマンシリーズから見ると今作は2.5巻。1巻の『アクアマン:アトランティスの王』と2巻の『アクアマン:王の遺産』には今作につながるいくつかの要素が登場していて3巻の『アクアマン:王の最期』には今作の後の話が描かれる。

 

 

 

感想

前回まで基本的にJL初期メンバーだけだったけど今作からたくさんのキャラクターが登場するようになってきて楽しい。

JL誕生秘話みたいなお話だった前回までに対して今回から本格的なJLの開始というイメージ。

あとは初めて読んだ時にはアクアマンってなんか印象が薄いというか主役を張れるほどのイメージでは無かったんだけどこの作品と邦訳アクアマンで一気に好きになれた。

アトランティス人と地上人のハーフの兄と純粋なアトランティス人の弟の王位争いというのかなり良いシチュエーションだよね………

 

 

 

 

解説

メタロ

解説にも載っている通りルーサーと共に『スーパーマン:アクション・コミックスVol.1』に登場するが、NEW52JLシリーズの5巻目の『フォーエバー・イービル』にも登場する。

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サイボーグの「俺は単なる機械で、自分はビクター・ストーンだと思ってるだけかもしれない」という台詞

スワンプマン(沼男)という思考実験に似てる。詳しくは検索して欲しいのだが、簡単に説明すると自分と全く同じ記憶を持っていて肉体やら体の分子の一つ一つまで完全に同一の存在がある日沼から生まれたとしたらそれは同一人物なのか?というような話。 

調べたら出てくると思うけど、DCだとスワンプシングが似たようなお話をやってて邦訳もされている。

 

 

ヤワラ

一番左の女性(『アクアマン:王の遺産』より)

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トレンチ

解説にあるエピソードは『アクアマン:アトランティスの王(原題だとザ・トレンチ)』にて邦訳されている。

表紙にもいる。

アクアマン:アトランティスの王(THE NEW 52!) (ShoPro Books THE NEW52!) | ジェフ・ジョーンズ,  アイヴァン・リース他, 内藤 真代 |本 | 通販 | Amazon

変身

スーパーマンがシャツを広げて下に着てるスーツを見せるのも、ワンダーウーマンが真実の投げ縄を回して変身するのもよくやってるやつ

 

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バルコ

解説のエピソードアクアマン#0は『アクアマン:王の遺産』に収録

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ゴリラと戦ってる

解説のエピソードは『フラッシュ:グロッドの脅威』で。

 

テュラ(orトゥーラ)

今回は一瞬だったけど『アクアマン:王の最期』でもうちょい登場

 

グリッド

『フォーエバー・イービル』などでもうちょい深堀りされる。

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聖杓(セプター)

『アクアマン:王の遺産』で登場。

 

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そのラストにて何者かが聖杓を使用しトレンチを呼び出し、今作へ続く。

 

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幽王(デッドキング)

『アクアマン:王の最期』で登場。

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オーム

その後はこれまた『アクアマン:王の最期』で。

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アクアマンの法螺貝

こんな感じ。

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トポはこんなの。左下に小さくアクアマンがいる。デカすぎる・・・

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コイン

グリーンアローが持ってたのは『JL:誕生』などでも登場したコイン。詳細はこれからのお話ので。

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「ジャスティス・リーグ:魔性の旅路 」

DCのNEW52ジャスティス・リーグ シリーズの第2巻。

 

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紹介

前回の『誕生』にてチームとなったジャスティス・リーグはそこから5年の間も世界を救い続けて絶好調。

世間からの信頼も厚い(というか甘えすぎ・・・?)

 

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そしてそんな彼らを支えるスティーブ・トレバー。マスコミや政府の相手をしてジャスティス・リーグを守る。

 

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しかしそんな彼を狙うものが現れる・・・

 

 

感想

ここから話が現代に移り変わるわけだけど、やはりJL自体の未熟さを感じる。自信過剰なところと、5年も一緒にいるけど互いに距離があるところとかが特に。

そういう天狗になっていたJLの鼻っ柱をへし折って、ついでにメンバーの心の傷を思い出させてこれからが本番かな。どっちかというと溜めの段階のお話なイメージ。

 

 

 

 

解説

ARGUS

 ギリシャ神話の巨人アルゴスの眼をイメージしたと思われるマーク。

 

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タロンに襲われた飛行機にも同じマークがある。

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JLのハンドサイン

 これ

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エッタ・キャンディ

旧設定の白人の時期(『ワンダーウーマン アンソロジー』)

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ジャスティス・リーグ・インターナショナル(JLI)

 

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邦訳が『NEW52:ジャスティス・リーグ』の1話しか無いし全然詳しくないです。詳しく知りたい人は調べたり自分で読んだりしてください。

国連に支援されたチームで、主なメンバーとしてリーダーのブースターー・ゴールド、そしてグリーンランタン(ガイ・ガードナー)、ファイア、アイス、ビクセンなどがいる。1話でバットマンがJLとJLIの橋渡し役として協力している。

 

チーム7

 

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邦訳無いし全然詳しくないです。詳しく知りたい人は調べたり自分で読んだりしてください。

主なメンバーとしてスティーブ・トレバー、アマンダ・ウォラー、グリフター(コール・キャッシュ)、デスストローク(スレイド・ウィルソン)、ブラック・キャナリー(ダイナ・ドレイク)、その旦那さんのカート・ランス、そしてその他GEN13やワイルドキャッツ出身のキャラクターもいるそうです。

スーサイド・スクワッドバジリスクライジング』にてちょっと言及。

 

m.comixology.com

グリーンアロー

 今回登場したグリーンアローはこんな感じなんだけど、

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NEW52以前はグリーンアローはこんな感じ。特徴的な髭(下顎の山羊髭)を持っているんだけどそれがNEW52ではなくなって若く見える。

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アマゾ

 前巻の『JL:誕生』にちょっとだけ出てたアンソニー・アイボ教授が作り出した生命体

タロン

 『バットマン:梟の法廷』、『梟の夜』、『梟の街』などで登場する暗殺者たちで”梟の法廷”に仕えている。

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結構いっぱいいる。

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マーシャン・マンハンター

 このスターロの時に左下にいることからわかるように最初にジャスティス・リーグが結成された時のメンバーの一人。NEW52では彼の代わりにサイボーグが結成メンバーに入っている。

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様々な能力を持っていて、今回の一瞬だけでも目からビーム、体の変形、すり抜け能力(アクアマンの槍をすり抜けてる)を使っている。他にも『トリニティ・ウォー』でテレパシーを使用したりする。

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バットマンの父親からの手紙

 バットマンの父親のトーマス・ウェインはバットマンが子供の時に死亡していますが『フラッシュポイント』において、異なる歴史をたどった世界のトーマスからこちらの世界のバットマン宛ての手紙がフラッシュを通じて贈られています。

この手紙は『DCユニバース:リバース』にて再び大きな役目を果たします。

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サイモン・スタッグとメタモルフォ

メタモルフォはこんな感じです。(『クライシス・オン・インフィニット・アース』)

 

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ペリー・ホワイトジミー・オルセンピート・ロス

 今回は一瞬しか出なかったけど全員スーパーマンの関連人物としてよく出てくる人たち。

デイリー・プラネットの編集長でありクラークの上司であるペリー・ホワイト

デイリー・プラネットのカメラマンでありクラークの友人であるジミー・オルセン

スーパーマンが故郷スモールビルにいた時代の幼馴染であるピート・ロス

 

須弥山

今回調べるまで知らなかったのですが、古代インドにおいて世界の中心にそびえる聖なる山だそうです。仏教やヒンドゥー教などでも登場するそうですが、今回登場した阿修羅や餓鬼から仏教をイメージしてると思います。

 

バイブ

 こいつです。

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ウェポンマスター、キー、スケアクロウ、キャプテンコールド、スカベンジャー、チーター(左上から時計回り)

 ここに出ていたメンツの中で覚えておくべきなのはスケアクロウ、キャプテンコールド、チーター(バーバラ・ミネルバ)だと思う。有名なヴィラン達でこれからのジャスティス・リーグ シリーズにも出てくる。

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このうち一番下にいるのがスカベンジャー、らしいのだが彼が『アクアマン:王の最期』にて登場する姿はこんな感じ。潜水服っぽい。

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『王の最期』の解説にも書いてあるがこのホログラムの姿はアクアマンも所属しているアザーズ(もう少し下で解説)の一員であるオペラティブに似ている。

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キーは『ジャスティス・リーグ アンソロジー』の「タイタンズ:レガシー」にも登場

 

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パティ・スピボット

 『フラッシュ:新たなる挑戦』などに登場するフラッシュのガールフレンド。

 

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スーパーマンの養父母(ジョナサン・ケントマーサ・ケント

 NEW52アース0においてはスーパーマンの育ての両親であるジョナサン・ケントマーサ・ケントは両方死亡しています。

スーパーマンの生みの両親であるジョー=エルとラーラ=エルはスーパーマンの、クリプトン星人の生き残りという特性上基本的に二人とも死んでいますが養父母であるジョナサンとマーサは場合によります。

例えば映画『マン・オブ・スティール』ではスーパーマンの青年期にジョナサンが死亡、マーサは現在も生きている。『バットマン/スーパーマン:クロスワールド』で見れるNEW52アース2の世界ではジョナサンもマーサも健在です。

ベル・レーブ刑務所

 今回のヴィランも収容されましたが、DC世界における刑務所としてよく聞く名前です。あとはバットマンヴィランがよく収容されているブラックゲート刑務所などがあります。

 

アザーズ

 今回名前だけ出てきましたが『アクアマン:王の遺産』に登場するチームです。6年前(つまりJLの結成以前)にアクアマンが所属していました。『王の遺産』にて現在の彼らが登場します。

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グリーンランタンの離脱

 今回でグリーンランタンが離脱したことで映画『ジャスティス・リーグ』と同じメンバー構成になりました。

ワンダーウーマンとスーパーマン

 ワンダーウーマンのお相手と言えばスティーブ・トレバー。スーパーマンのお相手と言えばロイス・レーンですが、この二人の組み合わせもよく見ます。他の作品では『ダークナイト・リターンズ』や『キングダム・カム』ではこの二人がカップルです。

魔性の旅路

 解説にも書かれているように「英雄の旅路(ヒーローズジャーニー)」のアレンジ。

「旅立ち」「通過儀礼」「帰還」の流れをタイトル通りヴィランに当てはめると

阿修羅の援助により須弥山へと踏み込み、そこで家族と再会して、スーパーヴィランとして帰還する。という事になるのかなと思います。

 

ウィザード

 『シャザム! :魔法の守護者』にてビリー・バットソンに力を与え、戦士シャザムに変身させます。

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エスチョン

 パンドラ、ファントムストレンジャーと3人でトリニティ・オブ・シンとされている人物。

煙が「?」型になってるのがおしゃれ。

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その他の予告

ジャスティス・リーグアトランティスの進撃』や『ジャスティス・リーグ:トリニティ・ウォー』の内容に沿った予告です。

はじめに

「はじめに」とか書いておいて十何個か目くらいなんですけど、ちゃんと言っておくべきだったなと思ったので書いておきます。

 

このブログを作ろうと思った理由は邦訳アメコミ(日本語翻訳版アメコミ)がもっと売れてほしい。もっと流行って欲しいからです。

映画の方はMCUが絶好調だしDCやX-MEN(FOX版)などのMCU以外のアメコミ映画も結構人気だと思います。なのに邦訳アメコミはさほど有名じゃない。少なくとも映画ほどの熱気を持って一般に知られているわけではないと思います。日本語訳版があるっていうこと自体があまり知られてない気がします。

ただ、日本語訳版があると知ってもらったとして「どこから読めばいいんだ?」とか「これはなんだったの?」とか「これの続きはどれ?」とか「これどっちが先?」とかそういうところでつまずいてしまうことがあると思います。

なのでせめてそういう部分を解決できたらいいなと思っています。

 

僕はほぼ邦訳(日本語訳版アメコミ)しか読んでいません。なので原書(英語版アメコミ)について知りたい人にはこのブログは向かないと思います。そして邦訳を何から何までコンプリートしているというわけでもありません。

が、少なくとも自分が知ってる分くらいはここにまとめておいて誰かの助けになれば良いなと思ってやっていくつもりです。

なので読む人も僕のブログに書いてるからと全部鵜呑みにしないで自分で該当の本を読んで確認してもらえると幸いです。また、僕が誤った理解をしていた時はコメントなどで訂正していただけると嬉しいです。

「ジャスティス・リーグ:誕生」

DCのNEW52ジャスティス・リーグ シリーズの第1巻。

 

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紹介

DCのアメコミで初心者によくお勧めされているのがこれ。理由は80年間に2回しかないくらいのレベルで区切りの良いスタートだし、DCのメインのヒーローチームであるジャスティス・リーグが結成する話だから。

映画と同様に個々のヒーローのオリジンとかはそれぞれが主役の作品で描かれるためこの作品はJL(ジャスティス・リーグ)というチーム自体のオリジンとなる。

 

有名な「あんたコウモリの格好のただのおっさんかよ(意訳)」ってのはこれ。

 

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フラッシュポイントによって生まれ変わった新たな正史世界におけるJLの誕生。“現代”から5年前、異世界からやってきたパラデーモンとその親玉である強敵ダークサイドを倒すためにスーパーマンバットマンワンダーウーマン、グリーンランタン、フラッシュ、アクアマン、サイボーグが集結する。

 

まだヒーロー達が世間から信用を得られていないため警察や軍に追われている。


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 肩にGCPD(ゴッサム市警)と書いてあるようにバットマンへの協力者として有名なゴッサム市警もこの通り。

 

ヒーロー達もまずお互いがどういうやつかも噂くらいしか知らないし

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誤解から戦いになることも・・・

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しかし強敵ダークサイドを倒すため、

 

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互いを信頼しチームに成長していく。

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感想

 一番最初に読んだときは基本的にスーパーマンたちは大人のヒーローでベテランのイメージだったのでまだ未熟でコミュニケーション不足からヒーロー同士の戦いになるのに結構驚いた気がする(今思うとヒーロー同士の戦いなんてよくあるけど)。改めて読むと1巻で既にいろいろな要素が出てファンサービスしてるけど当時は気づけなかったな(下の解説にまとめる)。そしてサイボーグの描写はかなり映画『ジャスティス・リーグ』(特にスナイダーカット)に影響を与えているのを感じた。

まだ互いのこともよく知らないし世間から化け物扱いされてる状況って結構貴重な気がする。映画やドラマの序盤だとそんな描写あるけど現代編では基本的にヒーローとして信用された状態でスタートだしね。けどこの世界においてはこの事件で初めてヒーローとして認められて、ここからヒーローの時代が始まるという希望を感じる結末は大好き。しかしよくこの戦力でダークサイドを退けたな・・・

あと俺が一番好きなのは特に言及もなくぶっ壊れるレックスコープの建物

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解説

名前だけ登場してる人たちも続編で登場したりこれ以前の作品で登場してたりする。わかる範囲で説明しておくけど全部わかっておく必要はない。読み返したときに「あ、お前も出てたんだ」って思うくらい。

 

レックス・ルーサー

スーパーマンのライバルのハゲ。大体スーパーマンに関係するとどこでもいる。直接の続編では『フォーエバー・イービル』でほぼ主役を務める。(後ろにいるのはスーパーマンのクローンの失敗作のビザロ)

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デイビッド・シン主任

フラッシュの登場人物。『フラッシュ:新たなる挑戦』などに登場。

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喋るゴリラことゴリラ・グロッド

直接の続編では『ジャスティス・リーグ:インジャスティス・リーグ』に登場する。

 

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主にフラッシュのヴィランで、『フラッシュ:ローグスの逆襲』、『フラッシュ:グロッドの脅威』でも活躍する。

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エライアス・オール

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『スーパーマン:フォー・トゥモロー#1,2』に登場してる。こっちではMr.オアーと表記。(元が英語なので名前とかの固有名詞の表記は結構ぶれる)『誕生』の方では軍属っぽいけどこっちの作品では傭兵としてスーパーマンの追う事件に関わっていた。

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リアン・チョイ(orライアン・チョイ)

『DCユニバース:リバース』で登場する。

3代目アトムとして有名。スーツを着てるのは2代目アトムのレイ・パーマー

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アトムとしての姿はこんな感じ(『ジャスティス・リーグ:正義の代償』)

 

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アンソニー・アイボ教授

彼が作った生命体であるアマゾが次巻『ジャスティス・リーグ:魔性の旅路』に登場する。

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本人は『ジャスティス・リーグ:正義の代償』に登場。(あと元気なアマゾも)

 

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ウィリアム・マグナス

メタルメンの開発者

メタルメンは名前の通り金属の特性を持ったアンドロイドたち。『ジャスティス・リーグ:正義の代償』では右から順にゴールド(金)、ティン(スズ)、プラチナが登場。(後ろで喋ってるメガネはライアン・チョイ)

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他にもリード(鉛)、マーキュリー(水銀)、アイアン(鉄)がいる。(『DCユニバース:レガシーズvol.1』から。右端はウィリアム・マグナス博士)

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ちなみにプラチナとリードは普通に頭文字だけど、アイアン、マーキュリー、ティン、ゴールドは古代エジプト錬金術で用いる記号であらわされている。星と対応していて水銀は水星、鉄は火星、スズは木星、金は太陽だそう。

 

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トーマス・モロウ

彼が作るアンドロイドのレッドトルネードはこんな感じ(『ジャスティスvol.2』より)。文字通り赤くて足のあたりがトルネードになってる。

 

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ダークサイドの娘

ジャスティス・リーグ:ダークサイド・ウォーvol.1、vol.2』に登場するのでそちらで

 

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スーパーマンの「異次元の僕もいた」などの多元宇宙に関する発言は今作『誕生』よりもさらに前の話になる『バットマン/スーパーマンクロスワールド』で描かれたこのコマの話と思われる。『クロスワールド』ではダークサイドの誕生譚も収録。

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パンドラ

謎の女性。『ジャスティス・リーグ:トリニティ・ウォー』で活躍する。ファントム・ストレンジャーやもう一人との関係もこの作品で。

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「お前は現実を改変した」というのは『フラッシュポイント』におけるこのシーンの話。

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パンドラの言う”ストレンジ”は僕もよくわかりません。

1話目のパンドラがいる場所はここ。

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謎のコインとスーパーヴィラン

これらは『ジャスティス・リーグ:トリニティ・ウォー』と『フォーエバー・イービル』で

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アマンダ・ウォラー捜査官

ジャスティス・リーグ:トリニティ・ウォー』で登場。

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太ってるときはこんな感じ。(『スーパーマン/バットマンパブリック・エネミー』)

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 ちなみにこの報告書の記録者は『誕生』のライター(ストーリー考える人)のジェフ・ジョーンズになってる。

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 デビッド・グレイブス

JLの本を書いてた人。次の巻でも関わってくるので覚えてあげてください。

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ちなみに表紙にいるのはスターロ。ジャスティス・リーグの一番最初の敵として有名でこの表紙(『ジャスティス・リーグ アンソロジー』収録)のオマージュ

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バリアントカバー・ギャラリー

せっかく調べたのでちょっと書いておきます。
このカバーに描かれている今作に登場したJLのみんな以外のキャラクターは左列の上からデッドマン、アトム(レイ・パーマー)、エレメントウーマン、ファイヤーストーム。右列の上からグリーンアローホークマン、レディ・ラック、メラとなってます。
このうちレディ・ラック以外はJLシリーズを読み進めていればいずれ出会うのですが、彼女だけマジで選抜理由がよくわからん。調べた感じNEW52で特に重要な役回りで登場したとかでもないらしいし・・・
最初見たときはパンドラかな?って思いました。

DC New 52 - The Definitive Collecting Guide - Crushing Krisis

あと次の巻は5年飛んで現代の話になるけど今作から半年後の話でバットマンの相棒(サイドキック)である初代ロビンことディック・グレイソンがJLに紹介されて共に事件を解決する話が『ジャスティス・リーグ アンソロジー』に収録されている。

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「グレイソン」の最後の1話の解説

この話は「フューチャーズ・エンド(Futures end)」というバットマンビヨンド(テリー・マクギネス)が大きな禍いを止めるために未来からやってくるイベントのタイインです。

グレイソンの方ではここまでの現代の話から続く、ありえた未来が描かれています。そしてそこから1ページずつ過去にさかのぼっていって最終的にディックの両親が死ぬ直前までさかのぼります。

 

さて、この1話には解説でも示されている通り、あるトリックが仕込まれています。

まずはクルーマスターの暗号。それぞれの言葉の最初の文字をつなげるという暗号でした。そしてサメがいる水槽の上でロープで縛られているときにディックがヘレナにその話をします。その直前のヘレナの発言は

「ヘマしたものね」

「この状況じゃ、銃は用なしだわ」

「今すぐナイフを出して」

「助かりたきゃね」

これらの最初の文字をつなげると・・・へ、こ、い、た、「屁こいた」となります。

だからディックは笑い出したんですね。

 

ここで一番最初のページに戻ります。ヘレナの台詞は

「恐れていたわ」

「苦渋の決断をする、この日を」

「自由に生きたあなたも」

「黄泉へのロープは断ち切れない」

「浮世の始めから」

「まつわるのはいつもロープ」

「でも、これで終わり」

同じように最初の一文字を取っていくと・・・お、く、じ、よ、う、ま、で、「屋上まで」となります。ヘレナが「屋上まで」と言ったときは「何もかもすてて回収地点へ向かい、ヘリに乗れ」という意味でしたね。

 

しかしディックは絞首刑。ここを抜け出すためのトリックは最後のページです。ヘレナと同じようにロープに触れていますね。ディックの両親を殺すために使われた酸。それが答えです。ディックの両親のブランコのロープを切ってその命を奪った酸がディックの絞首刑のロープを切って彼の命を助けたということです。

 

 

以上から、この後ロープは酸によって切れてディックとヘレナは屋上からヘリで脱出するという結末がわかります。

 

 

 

 

また、コミクソロジーでは最初の数ページはプレビューで読めるのですがこちらでは「The roof」となってます。元の話の完成度も凄いですがこれを日本語に訳してみせた翻訳家さんも素晴らしいですね。

m.comixology.com

 

 

グレイソン (ShoPro Books)

グレイソン (ShoPro Books)

 

 

 

 

 

 

DCの邦訳を読んでいくための解説③(DC正史世界の主な出来事)

まあ題名通りです。

邦訳されている作品に影響が出てるようなやつだけまとめます。

では、早速やっていきます。○○年の作品とかも書いていきますが、DCの世界の中でも厳密に同じ年に起こった。というものでもないです。ただ、どちらの事件のほうが先だったかくらいの情報は大切になります。

 

 

まずDCの歴史は1937年発売のDetective Comics#1から始まります。そしてそこからスーパーマンが1938年のAction Comics#1で、バットマンが1939年のDetective comics #27で、ワンダーウーマンが1941年のAll Star Comics#8で初登場します。

そして2代目フラッシュが1956年のShowcase#4で初登場してシルバーエイジが始まります。

そしてアース1とアース2の二人のフラッシュが出会い、並行世界の壁を越えたクロスオーバーが起きるのですが、次の覚えるべきイベントはもう1985年の『クライシス・オン・インフィニット・アース』です。ここまでに勿論それぞれの作品で色々な事件が起こっているのですが邦訳を読んでいくうえであまり話題にならないです。

何故かというと、現在の世界は基本的にフラッシュポイントによって生まれたNEW52世界が中心となっています。そしてそのNEW52世界ではフラッシュポイント以前とは違う歴史を歩んでいるのですが、いくつかの事件は細かく説明されないもののフラッシュポイントの直前の世界と同じようなことが起きているということになっています。また、リバース期からはNEW52世界の住人の中にフラッシュポイント直前の世界での出来事を思い出している人も増えているのでそういう意味でも大事になってきます。

しかし逆に言うとフラッシュポイント直前の世界よりさらに前の世界であるクライシス前の世界での出来事はもう基本的に言及されません。(バットマンの両親が撃たれたとかキャラクターの根幹にかかわることは何度も語りなおされるためわざわざクライシス前のやつを読まなきゃならないって程ではないと思います)

なので邦訳を読んでいくために必要な情報としてはクライシス以降の話が主です。

 

『二つの世界のフラッシュ』*1

 1961年の作品。アース2にいる初代フラッシュのジェイ・ギャリックとアース1にいる2代目フラッシュのバリー・アレンが出会い、並行世界同士の交わりが描かれます。 

『クライシス・オン・インフィニット・アース』*2

1985年の作品。様々な並行世界が消滅して新たな世界(ニューアース)が作られます。

これにより新たな世界が作られるというのが特に大事なのだが、この作品で決死の戦いをして死亡したフラッシュ(バリー・アレン)の死に様はよくオマージュされる。

キリング・ジョーク*3

 1988年の作品。ゴードン本部長の娘であり初代バットガールのバーバラ・ゴードンがジョーカーに撃たれて下半身不随に。

『デス・イン・ザ・ファミリー』*4

 1988年の作品。ジョーカーによって2代目ロビンであるジェイソン・トッドが殺害される。

『コズミック・オデッセイ』*5

 1988年の作品。ニューゴッズとDCの主なヒーロー達が協力する。この事件そのものの影響が後で語られることはあんまりないけど特にグリーンランタン(ジョン・スチュワート)はこの事件で手痛い失敗をしていて、その件を思い返して決意を新たにしてることがあります。

『スーパーマンの最期(デス・オブ・スーパーマン)』*6

 1993年の作品。題名通り。強敵ドゥームズデイによってスーパーマンが殺される。

『レイン・オブ・スーパーメン(未邦訳)』

Amazon | Superman: Reign of the Supermen | Jurgens, Dan | Shonen (Boys)

 1993年の作品。死亡したスーパーマンの後継者として4人のヒーローが現れる。しかしそのうちの一人であるサイボーグ・スーパーマンはスーパーマンを憎むヴィランであり、コーストシティの壊滅などの事件を引き起こした。

また、後継者の一人はクリプトン人を保護することを目的とした存在でありスーパーマンを蘇生させることに成功する。

『ナイトフォール(未邦訳)』

 

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 1993年の作品。強敵ベインによってバットマンは背骨を折られ、引退を余儀なくされる。

そしてジャン=ポール・ヴァレーが2代目バットマンとして活躍していたが、彼は次第に暴走し再びブルースがバットマンとなる。

『エメラルド・トワイライト(未邦訳)』

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1994年の作品。グリーンランタン(ハル・ジョーダン)はサイボーグ・スーパーマンによる事件で壊滅した故郷であるコーストシティそのものをリングの力で再現しようとする。しかし、それはグリーンランタンコアの規則違反でありリングを取り上げられそうになったハルは他の隊員たちを倒しながらリングのパワーの源であるセントラルバッテリーを目指し、ついにはその力を手に入れパララックスと化した。

そして生き残ったコアの管理者の一人であるガンセットは新たなグリーンランタンとしてカイル・レイナーを選ぶ。

『ゼロアワー:クライシス・イン・タイム(未邦訳)』

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 1994年の作品。パララックスとなったハルとエクスタントという存在がDCユニバースの時間軸を改変する。つまりは題名通りクライシスが発生して設定があーだこーだする。

『ノーマンズ・ランド』*7

1999年の作品。大地震が起こり壊滅したゴッサムシティをアメリカは放棄し、ゴッサムシティは文字通り無政府状態の世紀末状態になる。しかしバットマン達の活躍によりなんだかんだ元に戻る。しぶとい街だ・・・

 

アイデンティティ・クライシス*8

 2004年の作品。題名にクライシスって書いてるけど設定変更などが起きるクライシス系のイベントではない。ネタバレしたくないので詳しくは省く。危機に陥ったのはヒーロー間の信頼。

グリーン・ランタン:リバース』*9

2004年の作品。ハルがヒーロー、グリーンランタンとして復活する。

『インフィニット・クライシス』*10

2005年の作品。「クライシス・オン~」にて犠牲になったアース2のスーパーマンたちが自身の世界を取り戻そうとして再びクライシスが起きる。

並行世界が復活。

 

『ファイナル・クライシス』*11

 2008年の作品。またクライシスが起きる。影響としてはバットマンが”死亡”して初代ロビンであったディック・グレイソンが2代目バットマンになったりする。まあすぐにブルースも帰還するけど。

 『フラッシュポイント*12

 2011年の作品。クライシス系の事件だけどその中でも大きめのクライシス。この事件が終わった後にはJSAやリージョンなどが消えた新たなNEW52世界が誕生した。

NEW52世界は”現在”から5年前にJLが結成され、6年前にスーパーマンバットマンが活動し始めたのがヒーローの始まりとなるのでかなり狭い歴史となった。

『フォーエバー・イービル』*13

 2013年の作品。アース3のクライム・シンジケートがアース0に攻め込んでくる。影響としてはディック・グレイソンが”死亡”したり。

『コンバージェンス(未邦訳)』

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 2015年の作品。フラッシュポイント以前の並行世界が残っていたことが明かされる。影響としてはニューアース(フラッシュポイント直前の正史世界)のスーパーマンと妻のロイスに息子のジョンがNEW52世界にやってくる。

『ファイナル・デイズ・オブ・スーパーマン(未邦訳)』

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 2016年の作品。NEW52世界のスーパーマンが死亡する。

『DCユニバース:リバース』*14

 2016年の作品。フラッシュポイントでいなくなっていたはずのキャラクターが復活したりNEW52世界の住人の中にフラッシュポイント以前の記憶を思い出している人がいることが明かされる。

バットマン・メタル』*15

 2017年の作品。今までの並行世界とは別種の世界であるダークマルチバースから悪のバットマン軍団が攻めてくる。

『ヒーローズ・イン・クライシス』*16

 2018年の作品。こちらも設定変更などが起きるクライシス系のイベントではなく、ヒーロー達がこれまで負ってきた心の傷に焦点が当たる。

ドゥームズデイ・クロック』*17

2018年の作品。フラッシュポイントの事件に影響を与えていたのがDr.マンハッタンと明かされる。また、この事件によりNEW52世界で消滅していたJSAやリージョンが復活する。

僕は正史だと思ってるんですけど違うという意見もあります。正史かどうかはこれからの作品でどう扱われるかによるのでこいつはまだ判断保留のほうがいいかもしれません。ただ、少なくとも正史でも似たような事件が起きてJSAやリージョンの復活という結果は変わってないはずです。

 

そして『ダークナイツ:デスメタル(邦訳予定)』へ・・・

 

 

 

*1:

 

DCコミックス アンソロジー

DCコミックス アンソロジー

  • 発売日: 2016/03/16
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 DCコミックスアンソロジーに収録

*2:

 

 

*3:

 

 

*4:

 

 

*5:

 

コズミック・オデッセイ

コズミック・オデッセイ

 

 

*6:

 

 

*7:

 

バットマン:ノーマンズ・ランド 1 (DCコミックス)

バットマン:ノーマンズ・ランド 1 (DCコミックス)

  • 作者:ボブ・ゲイル
  • 発売日: 2014/09/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

*8:

 

アイデンティティ・クライシス

アイデンティティ・クライシス

 

 

*9:

 

グリーンランタン:リバース

グリーンランタン:リバース

 

 

*10:

 

インフィニット・クライシス

インフィニット・クライシス

 

 

*11:

villagebooks.net

*12:

 

フラッシュポイント (DC COMICS)

フラッシュポイント (DC COMICS)

 

 

*13:

 

フォーエバー・イービル(THE NEW 52!) (ShoPro Books THE NEW52!)

フォーエバー・イービル(THE NEW 52!) (ShoPro Books THE NEW52!)

 

 

*14:

 

DCユニバース:リバース (ShoPro Books)

DCユニバース:リバース (ShoPro Books)

 

 

*15:

 

バットマン・メタル (ShoPro Books)

バットマン・メタル (ShoPro Books)

 

 

*16:

 

ヒーローズ・イン・クライシス (ShoPro Books)

ヒーローズ・イン・クライシス (ShoPro Books)

  • 作者:トム・キング
  • 発売日: 2020/01/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

*17:

 

ドゥームズデイ・クロック (ShoPro Books)

ドゥームズデイ・クロック (ShoPro Books)