プチバヤシのアメコミブログ

主に邦訳アメコミの紹介します。

アメコミの買い方

アメコミ映画も流行ってるし、原作のコミックの方も読んでみたいと思ったけどまず買い方が分からねえなって思った人のための記事です。

 

手軽にアメコミに触れるには - プチバヤシのアメコミブログ

こっちの記事で大まかには書いてるのですが、もっと細かい話をしていきます。

 

 

 

まず、アメコミを読むには日本語訳版(邦訳)を読むのと英語版(原書)を読むのと二通りの方法があります。

 

 

 

日本語訳版アメコミ(邦訳)

まず邦訳の説明をします。

 

現在のアメコミ翻訳のメインとしては小学館集英社プロダクション(shopro)ですね。DCもマーベルもやってて既に数百冊あります。

ShoPro Books(小学館集英社プロダクション)|アメコミ(DC・マーベル)他

 

その他の出版社は多くて数十冊くらいで、

サンドマン(DCの作品)を翻訳してるインターブックス

コミック | 出版 | サービス | 翻訳会社インターブックスは多言語に対応

 

DCのアンソロジー作品などを翻訳してるパイ・インターナショナル

本をさがす | PIE International

 

マーベル作品の翻訳をしてるアシェット

マーベル グラフィックノベル・コレクション:ホーム | アシェット・コレクションズ・ジャパン株式会社

 

ゴジラプレデターレッドマンミュータント・タートルズパワーパフガールズ、マイリトルポニー、アドベンチャー・タイムなどを翻訳してるフェーズシックス

PHASE6[フェーズシックス出版]書籍紹介サイト

 

ザ・ボーイズ、ウィッチャー、モンストレス、サンストーンなどを翻訳してるG-NOVELS

G-NOVELS

 

ソニックなどを翻訳してるワイズ・パブリッシング

ワイズ・パブリッシング

 

などがあります。

まあ僕はDCとマーベルがメインなのでもっぱら世話になってるのはshoproとインターブックスとアシェットですね。映画からって人は大体そうなると思います。

 

その中でもshoproの作品には大体翻訳者さんによるその作品に必要な知識や関連作などについて書かれた解説がついてます。

映画などでもわかるようにアメコミは色んな作品同士で話が繋がってるので、読んでるやつが他のどの作品と繋がってるかなどの情報がまとまった解説は初心者でなくともめちゃくちゃ助かります。

なので最初はshoproの作品を選ぶのがいいと思います。

 

同様にDCやマーベルやトランスフォーマーの翻訳を多数していて解説も入れてたヴィレッジブックスという出版社もあったのですが、そちらは出版事業から撤退してしまいました。

そういう会社の作品は絶版、つまり新しく書店で購入することは不可能で古本屋などで探すしかない状況になります。

 

 

さて、まずは普通に書店でも買える紙の書籍の買い方から説明します。

 

邦訳アメコミの紙書籍

①書店

 

大型書店やヴィレッジヴァンガードなどに置いてあることが多いです。

アメコミはサイズが大きいので書店なら漫画コーナーの奥まったとこ、ゲームの攻略本や画集や同じくらい大きな完全版の漫画とかの近くに置いてます。

↓こんな感じ

MARUZENジュンク堂梅田店

 

hontoアプリなどネット上で本屋の在庫を確認できるものがあればそれで調べた方が早いですね。バットマンスパイダーマンで検索して無かったらほぼ確実に置いてないですね。

あと本棚に並んでない本も書店に直接注文すれば出版社から取り寄せてくれる場合もあります。出版社や題名、ISBNなどの情報があれば注文しやすいです。

 

また、少数ですが日本のアメコミ専門店もあり邦訳を置いてるところもあります。

専門店なのでアメコミ詳しい人ばかりですし、分からないことは聞いちゃうのが一番だと思います。

邦訳が置いてあるのは

ヴァースコミックス(東京)、ブリスターコミックス(東京)、コミックスゾーン(大阪)の3つですね。後述する流通限定のshoproの本も置いてたりします。

アメコミ専門店 verse COMICS [ヴァースコミックス]

No.1 アメコミ専門店 ブリスターコミックス : BLISTER_comics

https://twitter.com/ComicsZoneJP?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor

 

②古本屋

こちらも同じく大型店舗の漫画コーナーの奥まったとこに置いてます。

さっき言ったような絶版の本は古本しかないし、掘り出し物がある時もあるのである程度慣れてきたら古本屋は見かけるたびにチェックしておきたいですね。

 

③通販

amazonが有名ですが、ジュンク堂とかも通販やってたりしますね。

さっき説明したアメコミ専門店のうちヴァースコミックスとブリスターコミックスは邦訳の通販もしてます。上の方のリンクからすぐ邦訳の通販のページに行けます。

 

そしてshoproでは流通限定の作品があります。流通限定はほぼ通販限定だけどもアメコミ専門店なら置いてるって意味で大体良いと思います。なのでshoproの作品の内下のリンク先のやつはこっちの通販でも買えます。

ShoPro Books

 

古本屋のネット通販は場所によっては希望の商品が入荷したらメールしてくれる機能などもあるので便利です。

 

 

④買えない時

絶版などで欲しい本が買えない時があるので、その時の僕の動きを教えます。

まずは普通の書店とかで注文もできないのを確認します。

その後amazonなどの通販サイトを探し、入荷連絡を設定できるときは設定します。

その後、通販に出してない掘り出し物を探すために実際の古本屋の店舗に行ったりメルカリやヤフオクで毎日検索したりします。

そして、半分お祈りとして復刊.comで復刊を求めたり、shoproのアンケートの翻訳して欲しい本のとこに書きます。

ShoPro Books 読者アンケート

 

 

邦訳アメコミの電子書籍

こちらは作品によっては出てるやつもある。って感じです。

具体的にはshoproのマーベル作品、shoproのDC作品の一部(順次電子化するという話なのでいずれは全部出るかも)、そしてG-NOVELSの作品です。

電子書籍はhontoのサイトやGoogle books、bookwalker、kindle、LINE漫画などおおよそどこでも買えます。

まあそれぞれの持ってるポイントとかを利用しやすいサイトで良いですが電子書籍は期間限定50%ポイント還元祭りとかをよくやるので、それに合わせて購入するのが一番いいと思います。

 

英語版アメコミ(原書)

あんま説明は要らないですね。元々の方です。

 

ただ、後の説明のためにリーフと単行本の説明をします。

リーフはいわゆる通常連載とかで出てるやつで、1つの作品の1話が1冊で出ます。つまり週刊少年ジャンプみたいに10作ほどの1話がまとまってるのではなく、それらを1話ずつちぎったような薄い冊子です。

こちら、ヴァリアント(様々な)・カバーというものがあって同じ作品の同じ内容のリーフでも表紙の違いがあってそれによって値段が変わったりします。単なる読み物としてだけでなくコレクションとしての価値も見出されてるのでそんな事になってます。単に話が読みたいだけなら高いやつを買わないよう気を付けましょう。

 

そして単行本はそれをまとめたやつですね。単行本も形態によってTPB、ソフトカバー、ハードカバーなど種類があるのですがまとめて単行本と呼びます。

 

あと一応読み方ですが、僕はグーグルレンズで大まかに翻訳しつつ変なところは自分で訳して読んでます。

絵だけまず見てる人や、1台詞ずつ丁寧にパソコンに英語で打ってから翻訳したりしてる人も居ます。まあ自分のやり方を見つけてください。

 

原書アメコミの紙書籍

①書店

洋書コーナーがあるような大型書店なら単行本が置いてあります。

リーフは見ないですね・・・

良く分からないけど単行本ならISBNもあるし取り寄せできるんじゃないかと思います。

置いてる場所はあんま決まってない気がします。英語版の漫画コーナーの近くに置いてたり、雑誌コーナーの近くに置いてたりです。

シュリンク被ってなくて中を覗けるやつも多いと思うのでパラパラめくってみてください。

↓こんな感じ

MARUZENジュンク堂梅田店



原書を置いてる日本のアメコミ専門店は一つ増えて

ヴァースコミックス(東京)、ブリスターコミックス(東京)、コミックスゾーン(大阪)、ギルド(神戸)の4つです。

上の方になかったギルドのホームページだけここに貼ります。

ギルド-アメコミ・アクションフィギュア オンライン 全国 通販 OK!アメコミ&アメコミフィギュアの専門店 アメコミは毎週末アメリカより直送入荷中です

単行本だけでなくリーフも置いてますし、予約や取り寄せも対応してくれます。

予約の方法とかは店舗によるので適宜コンタクトを取ってください。

 

②古本屋

こちらも大型店舗の洋書コーナーに置いてます。

まんだらけだと邦訳の近くに置いてたりもします。

 

③通販

こっちも結局amazonですかね。

アメコミ専門店のうちヴァースコミックスとブリスターコミックスとギルドは原書の通販もしてます。

ギルドも含めリンクからすぐ原書の通販のページに行けます。

 

原書アメコミの電子書籍

基本はkindleになります。

リーフ単位でも単行本単位でも買えます。昔の作品だと電子書籍化されてない作品もありますが、最近のやつはほぼ全部あると思っていいです。

単に話を読むだけならリーフを実際に買うよりも電子の方が安いです。

Read Comics, Graphic Novels, Manga and More

 

ちょくちょくセールもやってて、以下のリンクはセールのやつに直接飛べます。

Read Comics, Graphic Novels, Manga and More | Sales and Deals

 

そしてサブスクとしてkindle unlimitedを使うと大量に読めます。これはアメコミに限らずですが。あとPrime readingでも読めるアメコミがあるのでアマゾンプライム会員の人はmarvelとかで検索して読むと良いと思います。

Kindle Unlimitedにサインアップして無料体験に登録する

マーベルに関しては専用のmarvel unlimitedというサブスクとそのアプリがあります。

Marvel Unlimited | Over 30,000 Comics. One All-New App!

 

ただ、僕はサブスクの元が取れるほど読める気がしないので気になったやつを偶に買ってるくらいですね。

 

まとめ

結局最初に読み始めるなら邦訳が良いと思います。

そして安いやつが良いので、LINE漫画で無料になってる分(一番上の『手軽にアメコミに触れるには』の記事に書いてます)を読んだ後に中古で売ってる安いやつか電子書籍に手を出したりするのが良いですかね。

前々から書くって言って全然書いてない初心者向けの邦訳もそろそろ本腰入れて書こうと思います。