プチバヤシのアメコミブログ

主に邦訳アメコミの紹介します。

MCUのタイムトラベルに関して(2023年11月くらいの時点での考察)

 


厳密にMCU作品の最初のタイムトラベルはドクター・ストレンジと言えるかもしれませんが、一旦エンドゲームから説明を始めます。


エンドゲームのタイムトラベル

エンドゲームでのピム粒子を用いたタイムトラベルに関してスマートハルクは

BTTF(バック・トゥ・ザ・フューチャー)のように過去を変えても現在が変わるという事はない。
過去を変えてもそういう別の歴史(世界)が生まれるだけで現在の我々の世界は救えない。
我々の世界を救う為には過去を変えるのではなく現在を変えなければならない。
新たな分岐を生まないために過去の出来事に影響を与えてはならない。


と言いました。
この時点から結構難しいのでまずから説明します。

 

①BTTF(バック・トゥ・ザ・フューチャー)のように過去を変えても現在が変わるという事はない。


一般的にタイムトラベルに関する理論はこのBTTFと同じ理論で考えている人が多いと思います。
過去に向かい過去を変えたなら、その結果現在の世界も変更されており、その変更された世界に戻ってくるという考えです。
マーベル映画だとFOXのX-MEN:フューチャー&パストでのキティ・プライドの力によるタイムトラベルや、デッドプール2でのケーブルのタイムマシンを用いたタイムトラベルも同じタイプですね。

この考え方の場合でも、例えばデッドプール2デッドプールが撃たれて死亡した時にタイムトラベルしたケーブルのように、と同様に過去をあまり変えないように少し変える行動をする時があります。これはとはまた少し違う話になるのですか、一旦ここで説明しておきます。
BTTFタイプのタイムトラベルにおいて過去の変更を最小限にする理由は、それ以降の流れを変更する前と同じにしたい時に行います。
例えばこの時にケーブルはデッドプールを助けるためにタイムトラベルしました。無理矢理デッドプールを現場から遠ざけてもデッドプールの命は助かったでしょうが、それではラッセルが救われません。ラッセルを救いつつデッドプールも助けるためには基本的には前と同じ流れにしつつ最後に撃たれる瞬間だけを変える。逆に言うとそこ以外を変えてはいけないということになります。
そうやって変化を最小限にするためにデッドプールにはこれから起きることを警告したりせず、撃たれる場所にコインを付けておくだけにしたんですね。

さて、このようなタイムトラベル理論の方が何となく楽な気がするのですがこれには一つ問題があります。
「じゃあ過去を変えて新しい世界が生まれたなら、元の世界の人はどこ行ったの?」
という問題です。フューチャー&パストのウルヴァリンを例に説明します。
便宜上、センチネル達に襲われているウルヴァリン達の未来をA世界。過去の変更により映画の最後にウルヴァリンが現れた幸せそうな未来をB世界とします。
この過去改変の結果、B世界にウルヴァリンAがやってきてハッピーエンド。のように見えるのですがよく考えるとA世界は救われたのではなく消えただけだし、B世界で50年生きてきたウルヴァリンBは突然ウルヴァリンAに体を乗っ取られたようなものなんです。
大体同一の存在がタイムトラベルの結果救われているのですが、それぞれを別個の存在として区別して考えると途端に恐ろしい話になります。


これをある意味解決できるのがスマートハルクの言ってた理論です。

 

②過去を変えてもそういう別の歴史(世界)が生まれるだけで現在の我々の世界は救えない。

 

このの理論だと、過去に行って過去を変えても新しい世界が生まれるだけなので新たなB世界でウルヴァリンBやその他の人物Bは幸せだし、ウルヴァリンAも知らない人ばかりのB世界に取り残されたりせず元居たA世界に戻れます。
これを読んで「ちょっと待てぃ!!!」ってなった人、鋭いですね。その通り。このパターンだと過去を救っても新たに幸せなB世界が生まれるだけで、元居たA世界にとっては関係ない話なんですよね。

では、そんな役に立たないタイムトラベル方式でどうやって世界を救うのか。
それの答えがであり、「タイム泥棒作戦」のコンセプト。

 

③我々の世界を救う為には過去を変えるのではなく現在を変えなければならない。


過去そのものを変えても意味はないので、今を変えるために過去の世界のものを利用するのです。
今回で言えばエンドゲームの2023年にはインフィニティ・ストーンが無い為に、サノスによる被害を元通りにできません。逆に言うとインフィニティ・ストーンさえあれば何もかも元通りにできる。
ただ一瞬使って返すだけなら過去の世界に迷惑はかけない。
ということです。

ここでまた大事になるのが、過去から持ってきたものは未来で使わないといけないという事です。
例えばインフィニティ・ストーンを2018年に持って行って使ったらまた新たな分岐が発生してしまうので必ず出発した時間の少し後に戻ってこないといけません。

 

④新たな分岐を生まないために過去の出来事に影響を与えてはならない。


さて、問題はです。『エンドゲーム』から次にタイムトラベルに関する情報が出る『ロキ』までの間にこの辺の説明が混乱した元凶の部分です。
どれくらい混乱したかというと、『エンドゲーム』の最後の老スティーブに関して監督と脚本家の間でも意見が割れてた程です。

では始めます。
まずの法則とは違って、絶対のルールではないというのが面倒くさいポイントその1です。
「過去に影響を与えてはいけない」のはそれによって分岐が生まれ、分岐が生まれる事で面倒ごとが起きる可能性があるから、であってこのルールは破ってしまうことも可能なのです。

で、『エンドゲーム』においては
2014年(GotG1の時代、パワーストーンとソウルストーンを狙って)
2013年(DWの時代、リアリティ・ストーンを狙って)
2012年(アベンジャーズ1の時代、スペースストーンとマインドストーンとタイムストーンを狙って)
1970年(ピム粒子とストーンが近くにあった時代、ピム粒子とスペースストーンを狙って)
という4つの時代に行きました。
そして結果として2014年と2012年の二つでのルールを破ってしまいました。

その結果2014年のサノスがピム粒子を用いて現代に襲来し、しっぺ返しを食うわけなのですが…………逆に言うとそれで済むわけです。
そして2012年のロキに至っては当時は特に何も言われてなかったのもあり、に関してはスマートハルクの立てた机上の空論であって別に破っても破らなくても変わらなかったんじゃないか?という話になりました。

ここから先は当時考えていた間違った理論の説明をします。
厳密に言えば2013年と1970年も未来から来た人物のせいで少しは変化が起きているのでバタフライエフェクト等によって結局大きな変化となり、2012年や2014年と同じく新たな分岐という扱いになるのではないか?
というのが『エンドゲーム』当時の僕の考えでした。
この考えに基づくと、最後の老スティーブは1970年から分岐した世界で現代近くまで過ごした後に正史世界に戻ってきたという事になります。

が、『ロキ』によってこれは間違いだということが判明します。
2012年に分岐してしまったロキはTVAという組織に捕まっており、そういう時間軸の分岐を管理している組織が居ることが分かりました。
加えて、のちの出来事に影響を与えない変化であれば時間軸は分岐せずに済むということが判明しました。
つまり、『エンドゲーム』において2014年と2012年の変化は分岐が生じるほどの大きな過去改変であり、2013年と1970年の変化は分岐が生じずに済む小さな過去改変だった。そしての理論も正しかったという事になりました。
それで何が変わるかというと、2013年と1970年は時間軸が分岐せず正史世界と同じ世界のままだったという事になります。という事は同様に、老スティーブが生きてきた世界も彼が新たな分岐を作るような真似さえしてなければ正史世界のままという事になります。よって『エンドゲーム』の老スティーブはずっと我々の見ていた正史世界の裏で隠れて生きていたのが正解となります。

 

そうは言っても、元々の1970年や2013年と未来からトニーやらソーやらが来た1970年や2013年は別じゃん!!って思うかもしれません。
全くもってその通りだと思います。が、このルールは実際に異なっているかどうかではなくて広い視点でなんとな〜く見てる人を騙せるくらいに巧妙な変化かどうか、で判断してると考えると良いのかなと思います。


この理論は複雑で分かりづらいとよく言われたのですが
に関しては実はかなり有名な日本の漫画でも使われています。それはドラゴンボールのセル編です。
ドラゴンボールのセル編では未来からトランクスという戦士がやってきます。彼は人造人間によって滅びかけている未来世界から過去である現代に渡ってきます。
彼のお陰で我々がメインで見てるドラゴンボールの世界では心臓病によるご悟空の死が回避され、人造人間達との戦いでの勝利に繋がります。
そうやってトランクスのお陰で現代は救われたものの、トランクスが元々居た世界はボロボロのままです。トランクスは未来に戻り、悟空達との修行の成果で強くなった自身の手で未来の世界の人造人間達を倒す事で未来の世界を救います。
このトランクスの視点が『エンドゲーム』での2023年のアベンジャーズの視点に近いです。
トランクスは過去の世界を救ったものの、の理論のようにそういう新たな並行世界(我々がメインで見てる世界)が生まれただけで自身の世界に直接変化が起きるわけではない。
のように、結局未来の世界は自分の力でどうにかしなければならないというのは同じです。
に関してはアベンジャーズは並行世界を産むことの危険性を考慮して並行世界を生まないように努力したけど、トランクスの方は新たに幸福な世界が生まれるならそれで良いかという判断なんだと思います。そこはどっちを選ぶかってだけの話ですね。

因みに過去を改変すると別の並行世界に移動するという点で似た設定なのは他にも『魔法少女まどか☆マギカ』や『シュタインズゲート』がありますね。特にシュタインズゲートの悪用をする事が肝となっていました。

 

 

 

神聖時間軸と正史

 

さて、『エンドゲーム』は解決したのですが今度は『ロキ』における神聖時間軸の問題に入っていきます。

2023年に出た『Marvel Studios The Marvel Cinematic Universe An Official Timeline』により

神聖時間軸=アース616(正史)と判明しました。

 

では一旦、TVAの職務を確認します。

「神聖時間軸を守り、時間軸の分岐を引き起こす変異体とそれを生み出した時間軸や変異体により変化した時間軸を消すこと」


ロキ(2012)が変異体になったのは2023年から来たトニーやスコットのせいなのになぜロキ(2012)が捕まるの?と疑問に思ってる人もいたので答えておくと、恐らく変異体と扱われるのは神聖時間軸と異なる行動を起こした人自体だけでありそれを生み出した人たちに関しては管轄外か別枠なんでしょう。

このように、アベンジャーズはタイムトラベルでロキ(2012)という変異体を生み出してしまいましたが、同様に『エンドゲーム』のラスボスとなったサノス軍(2014)も変異体の定義に当てはまります。
加えて、その変異体によって正史世界の歴史は明らかに変化させられています(彼らが来なければなければトニーは死なずに済んでたでしょうし、それ以降も2014年出身のガモーラという変異体が常に活動しています)。
よってサノス軍(2014)は変異体であり正史世界は変異体により変化させられた時間軸であるため、どちらもTVAの職務的には抹消されるべきものとなります。


なのに何故消されなかったのか。

TVAの表向きの職務とは

「神聖時間軸を守り、時間軸の分岐を引き起こす変異体とそれを生み出した時間軸や変異体により変化した時間軸を消すこと」

です。
では神聖時間軸とは一体何か?
さっきのTVAの職務を信じ、TVAが職務を完璧に遂行しているならば、「神聖時間軸とは時間軸の分岐がない世界のこと」となります。


その場合神聖時間軸以外の並行世界や変異体が存在しない、変異体や他の並行世界と関わる事が全く無い世界こそが神聖時間軸となります。

ですが、それらは真っ赤な嘘でした。神聖時間軸の真の定義はそういうものではなく、「神聖時間軸とは"在り続けるもの"が産まれた世界のこと」でした。
加えてTVAの職務も"在り続けるもの"がその神聖時間軸を守る為に定めたものでした。

この真の定義により神聖時間軸に何が変わるかというと、"在り続けるもの"が生まれた世界は他の並行世界と関わった事がある可能性が高いという事です。彼が並行世界のカーン同士での交流や対決があったと説明したからには、彼の出身の世界は並行世界と関わった事のある世界である可能性が高いはずです。
一応並行世界と関わったものの運良く大きく歴史が動く前に(分岐が発生する前に)それらの世界と切り離す事ができた可能性も残ってはいると思います。

つまりどゆこと?って言うと神聖時間軸には2つの可能性があるということです。


神聖時間軸は他の並行世界と関わっていない。

神聖時間軸は他の並行世界と関わっている。

 

TVAの建前の職務的にはが正しく、神聖時間軸の真の定義から考えると、の可能性が高いです。

そして実際神聖時間軸=正史であるからには、サノスの変異体やNWHやMoM等マルチバースとの関わる事件は多数起きています。
が、の場合は騙されてるTVAの職員達は自分たちが守ってる神聖時間軸に既に分岐が含まれていることに関して疑問を感じていないとおかしいと思います。
矛盾しないような説明を考えるなら、既に今までの職務の失敗のせいで神聖時間軸に分岐が含まれてしまっているのでせめてこれ以上増やさないように頑張っている、とか実は変だな〜と思ってた、とかかなと思います。

ロキS2ではあんまその辺の話しなかったので結局続報待ちですね。

 

 


次に

ロキの分岐イベントとホワット・イフの絶対点とタイムストーンのタイムトラベルについて

まず初めにロキで登場した分岐イベントについて説明します。
劇中でも説明されましたが分岐イベントとは、そのイベントの結果によって世界が分岐して並行世界が生まれてしまうような出来事のこと。
ロキが子供の時にソーを殺してしまうとか、サノスとの戦いで生き残ってから数百年後にソーに会いに行くとかですね。

次にホワット・イフに登場した絶対点について説明します。
絶対点とは、タイムストーンを使おうとも変えることのできない出来事のこと。
ホワット・イフ4話のストレンジ・スプリームの世界におけるクリスティーンの死ですね。


さて、この二つですが脚本家によるとほぼ同じものであるようです。
https://theriver.jp/what-if-bladley-regret-after-loki/2/

 

恐らく分岐イベント≒絶対点というのはこういう意味だと思います。
分岐イベントにおける結果によって、時間軸は分岐して色んな並行世界が生まれる。
ならばそれぞれの並行世界は分岐イベントの結果によって規定される。
その場合、その並行世界の中だけで考えるなら分岐イベントの結果は変更不可能なものつまりは絶対点となる。

また面倒な話をしてるので一つずつ説明していきます。

 

まず、なぜホワット・イフ4話においてタイムストーンを用いたタイムトラベルで世界は崩壊したのか。なぜエンドゲームのピム粒子のタイムトラベルのように分岐しなかったのか。という疑問が浮かぶと思います。
これの答えはタイムトラベルの方式が異なるからルールが違うという事でしょう。
ではタイムストーンのタイムトラベルのルールとはなんなのかを考えていきます。

ホワット・イフだと過去に戻れたりはするものの、絶対点の出来事を変更をしようとすると世界自体が崩壊してしまいます。

何故このようなことが起きるのか考えるための材料の一つとしてホワット・イフ最終話で出てきた要素。
インフィニティ・クラッシャーは元の世界のインフィニティ・ストーンしか砕けない。
つまり、インフィニティ・ストーンはそれぞれの並行世界によって別物という事が大事なんじゃないかなと思ってます。

インフィニティ・ストーンがそれぞれの世界によって別物ならば、インフィニティ・ストーンの一つであるタイムストーンもそれぞれの世界によって別物となる。
そこから建てた仮説は、タイムストーンの力で移動できる時間というのはそれぞれの世界の中の時間だけである。それを逸脱するような、既に過ぎた分岐イベントである絶対点を変更するような事をした場合は世界そのものが崩壊する。いうものです。


一応この仮説でタイムストーンの諸々は矛盾なく説明できると思います。

リンゴ弄るだけで世界が崩壊しかかる。→正直一番難しいけど、リンゴが問題なのではなくストレンジがタイムストーンをどう扱うかで分岐が発生しそうになったとかかな………?

ドルマムゥ襲来の時に時間を戻したり時間のループを作ったのはセーフだった→まず間違いなくドルマムゥ襲来は分岐イベントであると思います。が、あの出来事は現在進行中の出来事だったため分岐イベントではあるものの結果は未確定の状態であり、これから起きることはまだ変更可能なため融通がきくのだと思います。逆にドルマムゥ襲来が成功してから半年後にやり直そうとしたとかだとアウトで世界が崩壊するのかなと思います。

ストレンジが1400万605通りの未来を見た→こちらも過去の出来事ではなくこれから起きることが変わるだけなのでセーフ

サノスがヴィジョンを直した→こちらもドルマムゥ襲来と同様に、分岐イベントだが過去の出来事になる前にタイムストーンで弄ったのでセーフ

ホワット・イフのクリスティーンの死を回避しようとした→こちらは既に分岐イベントの結果が出てから時間が経ってるために絶対点となっており変更すると世界が崩壊してしまう。逆にクリスティーンの死後すぐだったならまだ変更可能だったのかなと思います。


タイムストーンのタイムトラベルに関してはまだ情報が少ないため、現在の私の考えてる仮説はこんなものってくらいです。

 


ロキS2のタイムトラベルについて

正直めっちゃ楽です。

BTTF的な過去を改変したら未来に影響が出るパターンです。

同一時間軸上を移動できるし、時間軸とかが関係ないTVA内ですらタイムスリップ(時間移動)できてるので例外みたいなものです。覚醒したロキの力がとても強力なんでしょう。

 

ついでに最後にロキが何をやってるかの考察ですがまず最初に最終話で示されたのは

在り続けるものを殺す→時間軸が分岐する→時間織り機がいずれ壊れる→TVAが崩壊する

というものです。

逆に在り続けるものを殺さない場合は、時間軸が分岐しない→時間織り機はそのまま→TVAは崩壊しない けどすべての存在は神聖時間軸の筋書き通りに動くだけで自由意志が無くなるし分岐時間軸は永遠に虐殺される。

 

ここで問題なのは時間軸の分岐を許すことがTVAの崩壊に直結してしまっていることです。それらを繋ぐのは時間織り機の存在。なので時間織り機を破壊しました。

そしてここからは僕の直感と予想みたいなものなのでこれから情報が出たら修正される可能性が大ですが、

恐らくロキは時間軸を管理する時間織り機の役目を肩代わりしているものと考えられます。無限に分岐する時間軸をも許容するほどの力が時の神となったロキにはあり、それを元の織り機のように1本ではなくユグドラシルの樹のように束ねている。

結果としてロキの犠牲によって無限に分岐する時間軸とTVA(に代わる新組織)の両方が救われた。という事だと思います。

結果としてこれまでの考察に影響が出るかというと、あんまないと思います。結局マルチバースが解放されたことには変わりありません。

 

 

 

 

 

 

MCU公式タイムラインの本をまだ読んでないので、また新たに情報が出てこれらの仮説と矛盾してたらまた考え直すことになります。(ピム粒子の方は間違えてたしまた間違えてるかも)

あと、タイムトラベルやマルチバースの説明は基本的にそのシリーズ作品においてはそうってだけでマーベルのコミックでのパターンやマーベル全体での話とは少し別で考えた方が良いと思います。

例えば映画スパイダーバースの「ジグジグ」とかはあのシリーズだけの設定です。
映画のX-MENのキティ・プライドの能力による時間移動やケーブルのタイムマシンがBTTFタイプなのも別にMCUと矛盾はしないです。そのシリーズでは主にそんな感じのルールってだけ。あと『ミズ・マーベル』でのタイムトラベルは一回だし過去の変更をしたって程でもないのでどの理論でもあんま変わらないので割愛しました。

デッドプール3』でワンチャンその辺の説明がされるかもしれないし、適当に流されるかもしれないけどまあなんかあれば追記します。